ブランド初の格納式ハンドルも!アルファロメオ次期「ステルヴィオ」を完全公開

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 予想CG
アルファロメオの人気クロスオーバーSUV「ステルヴィオ」次期型を完全プレビューしよう。

登場から9年を経て初のモデルチェンジ! 発売は2027年か?

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 予想CG

現行型となる初代ステルヴィオは、2016年に“ニュル最速の量産4ドアセダン”の称号を得た「ジュリア」のアーキテクチャを継承し、2017年に発売された。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 予想CG

お馴染みNikita Chuicko/KOLESA RUから協力を得た予想CGは、最近流出した特許画像のおかげで、その外観を高精度に再現することができたようだ。

初代である現行型ステルヴィオは、2016年秋にアルファロメオのモデルラインナップに加わり、同社初の量産クロスオーバーSUVとなった。3年後には初のマイナーチェンジを受け、2022年末には、外観を大幅に変更する大幅なマイナーチェンジが行われた。

そして今、全く新しい世代のSUVが登場する。
昨年末には、最初のティザー画像が公開され、その後、カモフラージュされたプロトタイプをスクープ班がキャッチ、それを基に最初のレンダリングCGも製作された。そして4月末には、SUVの外観のほぼすべての特徴を示す特許画像がリークされた。

予想通り、第2世代ステルヴィオには2層構造のフロントエンドが採用される。
上部には、垂直セグメントのLEDデイタイムランニングライト(そしておそらく方向指示灯も)が配置。
メインヘッドライトユニットはバンパーに内蔵され、ブラックの装飾インサートと視覚的に調和している。

サイドには目立つキャラクターラインがなく、ハンドルはブランドとして初めて格納式となる。
ルーフはブラックで、Dピラーにはブラックの装飾インサートが装着、ボディとルーフを視覚的に分離している。

リアセクションが最も興味深い。
ここには、テール幅全体に伸びる2本のLEDストリップ状の印象的なライトがエッジで接続され、その間のスペースもブラックで仕上げられるなど、非常にスポーティーだ。

ステルヴィオ次期型は、将来のジュリアともに、ダッジ「チャージャー」とジープ「グランドチェロキーS」で既に採用されている、STLAラージ「マルチエネルギー」プラットフォームをベースに製造される。
当初は完全電気自動車(EV)のみの導入が予定されていたが、直列4気筒内燃エンジンをベースとしたプラグインハイブリッドシステムが搭載される見込みだ。

ただし、これらのシステムの開発状況により、新型ステルヴィオのデビューは延期される可能性がある。当初は今年末の発売が予定されていたが、現在では2027年が市場投入の有力候補となっているようだ。

一方、先月、ダッジ「チャージャー」の兄弟となるアルファロメオのスポーツカーが登場する可能性があるという情報が明らかになった。

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…