改造費のスケール段違い!

3種類のカーボンファイバー仕上げが用意されており、アディフューザー、アーチエクステンション、新しいバンパー、そしてスポイラーがエクステリアパッケージを完成させている。

ロールスロイス カリナンをさらに豪華に改造することは、プライベートジェットに金箔を貼るようなものかもしれない。
マンソリーが改良されたシリーズIIロールスロイス カリナンのワイドボディバージョンの製造を開始してからそれほど時間が経たぬうちに、今度は1016 Industriesが独自のキットで改造を試みた。
マンソリーのパッケージとは異なり、1016のキットはより洗練されており、その分、より優れた仕上がりとなっている。
標準キットには、新デザインのインテークと新しい下部グリルを備えた真新しいフロントバンパーが含まれている。
また、新しいLEDデイタイムランニングライトを追加することもできるという。
もちろん、改良されたバンパーを引き立てるのは前後のホイールアーチだろう。
注目すべきは、このワイドボディキットは完全にリバーシブルで、他のキットのように純正フェンダーに穴を開ける必要がないことだ。
仕上げも、従来のカーボンファイバー、鍛造カーボンファイバー、「ブラックバッジ」カーボンファイバー、グラスファイバー強化プラスチックなど、様々な種類が用意されていると言いう。
キットはシンプルなため、比較的お手頃な価格だと想像する人もいるかも知れないが、実際はそうではなく、グラスファイバー製の標準キットは、なんと6万ドル(約860万円)という高額なのだ。
これは、コルベット・スティングレイの新車と同等の値段だから驚きだ。
また、標準カーボンファイバー仕上げで7万ドル(約1千万円)、ブラックバッジカーボン仕上げで7万5000ドル(約1千75万円)、鍛造カーボン仕上げで8万ドル(1千150万円)とさらに高くなる。
しかし、ロールスロイス・カリナンのオーナーにとって、これらの金額は大した金額ではないと思われ、実際、世界のセレブから問い合わせが多数あるようだ。



















