トミカ × リアルカー オールカタログ / No.10 アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.10 アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート

発売から50年以上、半世紀を超えて支持される国産ダイキャストミニカーのスタンダードである『トミカ』と、自動車メディアとして戦前からの長い歴史を持つ『モーターファン』とのコラボレーションでお届けするトミカと実車の連載オールカタログ。あの『トミカ』の実車はどんなクルマ?
No.10 アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート (サスペンション可動、左右ドア開閉・希望小売価格550円・税込)
アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガートの実車、フロントビュー。
アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガートの実車、リヤビュー。

『アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート』のベース車である『アストンマーティン ヴァンキッシュ』は、イギリスの自動車メーカー、アストンマーティンが製造した高級スポーツカーです。初代モデルは2001年に発売され、一度、2007年に生産が終了し、5年の時を経て2012年に2代目モデルが発売されました。この2代目モデルも一旦、2018年に販売が終了していますが、2019年には25台限定生産の特別仕様車、『ヴァンキッシュ25 by CALLUM』が発売されています。

また、初代モデルと2代目モデルの間の期間には、実は『DBS V12』という、高級スポーツカーが発売されており、このクルマは映画『007 カジノ・ロワイヤル』および『007 慰めの報酬』で主人公のジェームズ・ボンドが乗る“ボンド・カー”として使用されています。もちろんヴァンキッシュも初代モデルが『007 ダイ・アナザー・デイ』で先に“ボンド・カー”として活躍しています。

豪華でエレガントなインテリア。

『ヴァンキッシュ』は現在のアストンマーティン車に採用されている、バスタブ(湯舟)型のアルミシャシーをベースに、アルミ押し出し材やマグネシウム製の骨格を接着してプラットフォームを組み上げ、そこにアルミやカーボン製の外殻を架装する接着アルミ・スペースフレーム構造、すなわちアストンマーティンが『VHアーキテクチャー』と呼ぶ航空宇宙技術を取り入れた強固で軽量なボディ構造の原型と言える、カーボンファイバーとアルミの混成ボディフレームを持っています。これは優れた走行性能に貢献するのはもちろん、ホイールベースの延長や短縮など設計上の柔軟性も高いものとなっています。

さて、トミカになっている『アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート』とは、2代目モデルのヴァンキッシュをもとに作られた、1960年の『アストンマーティンDB4 GTザガート』に始まる、アストンマーティンとカロッツェリア・ザガートとの特別なコラボレーション・モデルで、2016年に発表された『ヴァンキッシュ ザガート コンセプト』という2ドアクーペのコンセプトカーが好評だったことから、99台が限定生産されて市販されました。

その後、コンバーチブル・タイプのヴォランテ、スポーティなオープン・タイプのスピードスター、ワゴン・タイプのシューティングブレークという派生モデルがいずれも少量の限定生産で登場していますが、トミカになっているのは基本形とも言えるクーペ・モデルです。

レーシングカーなみのパワーを発揮するアストンマーティン 60度V型12気筒エンジン。

最高出力600ps以上、0~60mp/h(約97km/h)をわずか3.5秒で加速するレーシングカーなみの性能を誇る6.0ℓのV12エンジンを搭載し、ザカートによる美しいデザインのボディを備え、全世界でたった99台しかない『アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート』は、現在もあこがれの的となっています。

■アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート(クーペ)主要諸元

全長×全幅×全高(mm):4730×1910×1295

ホイールベース(mm):2740

トレッド(前後・mm) :1590

車両重量(kg):1765

エンジン形式:型 アストンマーティン 60度V型12気筒

排気量(cc):5935

最高出力:444kW(603ps)/7000rpm

最大トルク:630Nm(64.2kgm)/5500rpm

トランスミッション:8速AT

サスペンション(前後):ダブルウィッシュボーン

ブレーキ(前後) :ベンチレーテッドディスク

タイヤ:(前) 255/35R20 (後)305/30R20

■毎月第3土曜日はトミカの日!

毎月第3土曜日は新しいトミカの発売日です。2022年1月の第3土曜日には、それまでの『No.29 トーマスランドエクスプレス』と同じ商品名ですが、新たなカラーリングをまとった『No.29 トーマスランドエクスプレス』が、『No.75 スズキ スペーシア ギア』に替わって『No.75 アストンマーティン DBX』が登場します。『No.75 アストンマーティン DBX』には、初回出荷のみの特別仕様(特別色)もあります。

No.29 トーマスランドエクスプレス (メーカー希望小売価格 495円・税込)
No.75 アストンマーティン DBX (サスペンション可動/メーカー希望小売価格 495円・税込)
No.75 アストンマーティン DBX(初回特別仕様) (サスペンション可動/メーカー希望小売価格 495円・税込)*初回出荷時のみの特別色。

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