荷台にアヒルちゃん!? アトレーデッキバンはただのキャンパーカスタムではなかった!【東京オートサロン2022】

ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
東京オートサロン2022のダイハツブースでは、2021年11月に加わったロッキーHVや、12月にモデルチェンジしたアトレーのカスタマイズモデルが登場。特にアトレーデッキバンをベースにしたキャンパー仕様が来場者の注目を集めていた。

アトレー&ロッキーのカスタムのほか、歴代ハイゼットを展示

アトレーデッキバン キャンパーVer

ダイハツというと、どことなく真面目なイメージがあるメーカーだ。しかし、東京オートサロンではいつも振り切ったコンセプトモデルを出展することをご存じだろうか。今回も、ダイハツがやってくれた。2021年12月にモデルチェンジしたばかりのアトレーデッキバンのキャンパー仕様、そのインパクトは強烈だった。

ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer

オリジナルのフロントバンパー/グリルやヘッドライトガードやリフトアップサスペンションでタフな雰囲気を演出。ルームマウントのLEDバーやロトパックス製ストレージパックは、最近の四駆系カスタムで人気のアイテムだ。さらにルーフテント(GIWORK製)の装着するなど、トレンドをしっかりと押さえている。

ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer

このように見どころいっぱいなのだが、ダイハツがやるカスタムがこれで終わるわけがない。注目は荷台部分だ。なんと、小さなプールになっていてアヒルちゃんが浮いているではないか! この遊び心には一本取られました。

ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer
ダイハツ・アトレーデッキバン キャンパーVer

アトレー プレミアムVer

そのほかの展示車は真面目(!?)路線だ。アトレー プレミアムVerは、アトレーRSをベースにオリジナルのフロントバンパー/グリル、リヤスカート、サイドストーンガードを装着したもの。純正アクセサリーとして販売中のルーフエンドスポイラーと相まって、上質なスポーティさを表現している。

アトレー プレミアムVer
アトレー プレミアムVer
アトレー プレミアムVer
アトレー プレミアムVer
アトレー プレミアムVer
アトレー プレミアムVer
アトレー プレミアムVer
アトレー プレミアムVer

ロッキー プレミアムVer

同様のテイストでカスタマイズされたのが、ロッキー プレミアムVerだ。ロッキーの「Premium G HEV」に装着されているのは純正アクセサリーのフロント/サイド/リヤガーニッシュなのだが、オリジナルのシルバー塗装によって、存在感を際立たせている。足元はレイズ製18インチアルミホイールとトーヨー・オープンカントリーRTタイヤの組み合わせだ。

ロッキー プレミアムVer
ロッキー プレミアムVer
ロッキー プレミアムVer
ロッキー プレミアムVer
ロッキー プレミアムVer
ロッキー プレミアムVer
ロッキー プレミアムVer
ロッキー プレミアムVer

ロッキー クロスフィールドVer

ロッキー クロスフィールドVerはアウトドアのテイストが漂う1台。フロントグリルのガーニッシュはインドネシアロッキー用で、ヘッドランプのスモーク加工&フォグランプのイエロー加工によって顔つきを凜々しくイメチェン。ルーフラックは実用性だけでなく、見た目をアクティブに仕立てるのにも効果的だ。足元は、ワーク製16インチアルミホイールにトーヨー・オープンカントリーATタイヤで彩られている。

ロッキー クロスフィールドVer
ロッキー クロスフィールドVer
ロッキー クロスフィールドVer
ロッキー クロスフィールドVer
ロッキー クロスフィールドVer
ロッキー クロスフィールドVer
ロッキー クロスフィールドVer
ロッキー クロスフィールドVer

歴代ハイゼット一挙登場

ダイハツブースでは、1960年の初代から2021年末に登場した最新モデルまで、ハイゼットの歴代全モデルも展示。60年以上の間、プロフェッショナルの相棒として活躍したハイゼットの移り変わりが一目瞭然できる貴重な機会となっていた。

初代ハイゼット
初代(1960年〜):ピックアップ型に乗用車的要素を織り込んだライトバン。
2代目ハイゼット
2代目(1964年〜):エンジンをシートの下に配置したことで荷台、キャビンともにフルスペースを実現。
3代目ハイゼット
3代目(1968年〜):軽快で機能美なスタイリングと、快適な居住性、安全にも配慮した軽四輪車。
4代目ハイゼット
4代目(1971年〜):軽ライトバン初の両側スライド式ドア採用で、仕事にレジャーに大活躍。
5代目ハイゼット
5代目(1977年〜):軽自動車新規格(寸法・排気量)に適合した、ワイドなニュースタイルの55ワイド。
6代目ハイゼット
6代目(1981年〜):「ハイゼットビック・三方開」をベースに室内キャビンを大幅に拡大し、ゆとりのキャビンを実現。
7代目ハイゼット
7代目(1986年〜):RV・乗用車感覚の内外装で、乗降性と居住性を大幅に向上。
8代目ハイゼット
8代目(1984年〜):新設計EF型エンジンの搭載で、中低速走行重視の粘り強い走りと低燃費を実現。
9代目ハイゼット
9代目(1999年〜):軽自動車新規格に対応、フルキャブレイアウトで軽ナンバー1の荷台長。
10代目ハイゼット
10代目(2014年〜):時代の変化に合わせ、幅広いユーザーに使いやすい軽トラックへ進化。
歴代ハイゼット
歴代ハイゼット10台が一同に並んだ。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部