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まずは選定の定義づけから。ボクは1年間に発売されたクルマの中から「賞賛すべき1台」を選ぶ章典の選考にも関わっています。そちらは「多くの人におススメできるクルマ」を基準にセレクト。
いっぽうでこの記事は「おもいきり個人的な好み」だけで選んでいるので、基準がぜんぜん違います。となると当然ながら選ぶクルマだって全く違ったものに。どっちも本音で選んでいますが、より趣味趣向が反映されているのがこちら。他人の幸せなんてこれっぽっちも考えてないセレクトじゃないのであしからず、です。…弁解とか言い訳じゃないからね！
第3位：日産ノート オーラ NISMO
「乗った瞬間にビンビンくる！」
というわけで3位。日産「ノート オーラ NISMO」です。乗った瞬間に「これはいい！」とビンビンきましたよ。そもそもノートに搭載している「e-POWER」というパワートレインはアクセルを踏んだ時の爽快感が魅力ですが、制御を変更したNISMOの楽しさはさらに上。明らかにトルク感と伸び、そしてなにより高揚感が違います。
っていうか、バッテリーとかモーターの能力はここまであるわけだから、どうしてノーマルのノートはここまでやらないんですかね（それを言っちゃおしまい？）
第2位：BMW M4
「ハンドリングとエンジンの刺激度は猛獣レベル！」
中身は一緒なのでセダンの「M3」でもいいのですが、クーペのM4のほうがカッコいいのでここはM4で。このクルマはとにもかくにもハンドリングとエンジンの刺激が凄い。まるで猛獣ですよ。
普通に考えれば「そんな過剰な能力はいらない」ってことになるんでしょうけど、その過激さを楽しむのが大人のたしなみ（…なのか？）。こういうのはいちど知ったらやめられない。まるで麻薬です（やったことないけど）。
BMWのスポーツモデルだっていつまでピュアガソリンエンジンでやっていられるか分からないから、買えるうちに買っておきたいです。宝くじ当たらないかな…。
第1位：トヨタGR86 ＆ スバルBRZ
「ハンドリングはリニアリティが高いBRZが好み」
というわけで、1位はトヨタ「GR86」＆スバル「BRZ」です。なにがいいかって、気持ちよく運転できること。2位の猛獣に比べるとパワーとか刺激はだいぶ少ないけれど、人馬一体感はこっちのほうが上かも。もっと個人的なことを言えば、ハンドリングはリニアリティが高いBRZのほうが好みですね。
何を隠そう、春に別のスポーツカーを買ったばかりでしたが、もしそれを買っていなかったらたぶんBRZを買ったんじゃないかな。値段もなんとか手ごろだし。
2021年に買って良かったモノ：ホンダS660
ずっと欲しいと思っていたホンダ「S660」を購入。専用シャシーの量産スポーツカーとしては世界最小だし、利益率とかを考えるとこの先ホンダからもこんなクルマは出てこないでしょう。こんなに楽しい「大人のおもちゃ」はないですよ、ホントに。
