新型スバルBRZが正式発表! 308万円〜の「R」、326万7000円〜の「S」のどっちを選ぶ!?

スバルは新型BRZを7月29日に発表した。大幅パワーアップを果たした2.4L水平対向エンジンと高剛性化されたボディにより、走りの楽しさは格段にアップした二代目。価格は「R」グレードが308万円から、上級の「S」グレードが326万7000円から。大幅進化の内容を考えれば、これはバーゲンだ!

新型BRZは2グレード。「R」と「S」の価格差は18万7000円。大きな違いはホイールサイズ

新型スバルBRZの正式発表に伴い、新たに明らかとなったのは価格だ。新型は「R」と「S」の2グレードで、それぞれに6MTと6ATが用意されるから、全部で4バリエーションとなる。価格は以下の通りで、「R」と「S」の価格差は18万7000円、6MT車と6AT車の価格差は16万5000円だ。

R(6MT) 308万円
R(6AT) 324万5000円
S(6MT) 326万7000円
S(6AT) 343万2000円

先代は「R」が272万8000円(6MT)/278万8500円(6AT)、「S」が302万円(6MT)/308万5500円(6AT)だった。走りの進化や装備の充実度を考慮すると、新型はかなり頑張った価格と言えるのではないだろうか。

新型スバルBRZのフロントビュー
7月29日に晴れて正式発表となった新型スバルBRZ。

なお、新型で6MT車と6AT車の価格差が大きくなっているのは、6AT車には「アイサイト」と「ハイビームアシスト」が標準だから。プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付きクルーズコントロールといった先進安全装備がBRZのようなスポーツモデルにも、大きな魅力だ。なお、6MT車はオプションでもアイサイトを装着することはできない。

新型スバルBRZのアイサイト
新型スバルBRZの6AT車はアイサイトが標準。ステレオカメラで前方の対象物を認識して、必要があれば自動的にブレーキ制御を行うプリクラッシュブレーキが備わる。
新型スバルBRZのアイサイト
新型スバルBRZのアイサイトには、全車速追従機能付きクルーズコントロールも備わる。0〜約100km/hの範囲で、先行車と一定の距離を保ちながら走行してくれる。

さて、新型の購入で悩ましいのは、「R」と「S」のどちらのグレードを選ぶべきかということ。パワートレーンをはじめとする基本コンポーネンツは共通なので、両グレードの価格差は装備の違いによるもの。具体的に、何が違うかをリストアップしてみる。

新型スバルBRZのRグレード
新型スバルBRZ「R」グレード
新型スバルBRZのSグレード
新型スバルBRZ「S」グレード

【ホイール&タイヤ】
R:17インチアルミホイール(スーパーブラックハイラスター色)でタイヤはミシュラン・プライマシーHP(215/45R17サイズ)
S:18インチアルミホイール(マットダークグレーメタリック色)で、タイヤはミシュラン・パイロットスポーツ4(215/40R18サイズ)

新型スバルBRZのRグレードのホイール
新型スバルBRZ「R」グレードは17インチホイール。
新型スバルBRZのSグレードのホイール
新型スバルBRZ「S」グレードは18インチホイール。

【シート】
・R:シート表皮はファブリック(レッドステッチ付き)
・S:シート表皮はウルトラスエード&本革のコンビ(レッドステッチ+レッドアクセント付き)で、シートヒーターも備わる

新型スバルBRZのRグレードのシート
新型スバルBRZ「R」グレードのシート
新型スバルBRZのSグレードのシート
新型スバルBRZ「S」グレードのシート

【メーターバイザー】
・R:レザー調表皮巻き
・S:ブランノーブ表皮巻き。※ブランノーブはTBカワシマ社によるヌバック調表皮

【オーディオ】
・R:6スピーカー(フロント4+リヤ2)
・S:8スピーカー(フロント6+リヤ2+アンプ)

新型スバルBRZのRグレードのインパネ
新型スバルBRZ「R」グレードのインパネ
新型スバルBRZのSグレードのインパネ
新型スバルBRZ「S」グレードのインパネ

【ドアトリム】
R:センターがファブリックで、ショルダーパッドがレザー調表皮巻き
S:センターがレザー調表皮巻きで、ショルダーパッドがブランノーブ表皮巻き

【ドアミラースイッチ】
R:ハイグロスブラック加飾
S:サテン調シルバー加飾

【パワーウインドウスイッチ】
R:ハイグロスブラック加飾付き
S:はクロームメッキ加飾付き

【ステンレス製サイドシルプレート+アシストパッド】
R:なし
S:標準

【ドアカーテシーランプ】
R:なし
S:標準

【サンバイザー】
R:バニティミラー付き
S:バニティミラー+照明付き

こうしてみると、「R」と「S」の装備差は意外なほど少ない。先代の「R」はエアコンがマニュアルだったり、キーレススタートが省かれていたりと「S」との装備差が大きかったが、新型では差が縮まった。その分、両グレードの価格差も先代より小さくなっている。

では、自分が新型BRZを購入するならば、どちらを選ぶだろうか。

新型で気になるのは、「R」と「S」でホイール&タイヤが差別化されていること(先代は「R」も「S」も17インチで共通だった)。ホイール&タイヤはアフター品に交換する前提ならば、「R」のお買い得度が高く感じられる。

また、筆者も新型BRZのプロトタイプをサーキットでチョイ乗りさせていただいたが、そのときに試乗できたのは「S」グレードのみ。先代からの走りのレベルアップは一目瞭然だったが、そう感じられたのは18インチでグリップに優れたミシュラン・パイロットスポーツ4のおかげも大きい気がした。実際に「R」と乗り比べたわけではないのでなんとも言えないが、開発陣が目指した新型の本当の走りを堪能したいならば、「S」がベターなのかも!?

うーん、実に悩ましい…! しかし、購入を検討しているならば迷っている暇はないかもしれない。新型スバルBRZの計画台数は500台/月なので、早めにディーラーへ足を運んだほうが良いことだけは間違いなさそうだ。

新型BRZのボディカラーは全7色。サファイアブルーが新色、WRブルーはBRZ専用色

新型スバルBRZのWRブルー・パール
WRブルー・パール
新型スバルBRZのイグニッションレッド
イグニッションレッド(5万5000円高)
新型スバルBRZのサファイアブルー・パール
サファイアブルー・パール
新型スバルBRZのクリスタルホワイト・パール
クリスタルホワイト・パール(3万3000円高)
新型スバルBRZのアイスシルバーメタリック
アイスシルバーメタリック
新型スバルBRZのマグネタイトグレー・メタリック
マグネタイトグレー・メタリック
新型スバルBRZのクリスタルブラックシリカ
クリスタルブラックシリカ

著者プロフィール

長野 達郎 近影

長野 達郎

1975年生まれ。小学生の頃、兄が購入していた『カーグラフィック』誌の影響により、クルマへの興味が芽生…