グッドイヤーが自律走行型配達ロボット車両用に非空気式タイヤ(エアレスタイヤ)を開発しテストを実施

グッドイヤーはこのほど、Starship Technologies(スターシップ・テクノロジーズ)の自律走行型配達ロボット車両用に非空気式タイヤ、いわゆるエアレスタイヤ(NPT=NON-PNEUMATIC TIRE)を開発し、テストを実施していることを発表した。

実地での初期試験データではトレッド摩耗、ブレーキ、振動減衰に関して良好な結果を得ている

スターシップ・テクノロジーズは、グッドイヤー・ベンチャーズが出資するベンチャー企業のひとつで、宅配やフードデリバリー用の自律走行ロボット車両の開発およびその1000台以上のネットワーク運用をしている。

タイヤの安全性担保とメンテナンスに関するスターシップの要望に応えるため、グッドイヤーはスターシップの配達ロボット車両のタイヤ寿命を延ばし、メンテナンス作業を軽減するために特別に設計されたエアレスタイヤを開発した。

グッドイヤーとスターシップは車両とタイヤの状態を評価するため、ボーリング・グリーン州立大学において実地試験段階に入っている。車両にタイヤを装着した状態での初期試験データでは、トレッド摩耗、ブレーキ、振動減衰に関して良好な結果が得られている。

グッドイヤーのエアレスタイヤ担当シニア・プログラム・マネージャーであるマイケル・ラチタ氏はこのように述べている。
「私たちは、グッドイヤー独自のエアレスタイヤ構造を新しいモビリティの形へと展開できることに期待しています。フードデリバリーのように迅速な配達を必要とするマイクロ・デリバリーにおいては、通常の宅配等とは異なるニーズがあります。グッドイヤーのNPT技術は、メンテナンスフリーで長持ちするタイヤ管理を実現するこれらのニーズを満たす理想的なものです」

一方、スターシップ・テクノロジーズのメカニカル・エンジニアリング・マネージャー、シム・ヴィラップ氏のコメントはこうだ。
「当社の配達ロボットは、あらゆる天候や地形で毎日何千件もの配送を行っています。当社のサービスに対する需要の高まりに確実に応えるためには、信頼性が高く、24時間、世界中でロボットを動かし続けることができるタイヤが必要です。この新しいタイヤが信頼性だけでなく、当社のビジネス拡大に伴うコスト削減を実現してくれることは素晴らしいことです」

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