レクサスが2021年グローバル販売実績を公表。昨年を6%上回る76万12台を記録して回復基調に

レクサスRZ450eプロトタイプ
レクサスはこのほど、2021年通年の全世界販売実績が昨年比106%となる76万12台を記録したと発表した。

電動車の年間販売は前年比10%増で過去最高の約26万台

地域別では北米が約33.2万台(前年比112%)、中国は過去最高となる約22.7万台(前年比101%)を達成するなど、全世界販売の回復を牽引。モデル別では、ES、RX、UXのハイブリッドモデル好調により、電動車の年間販売は過去最高の約26万台(前年比110%)となった。また、次世代レクサス第一弾として新型NXを発売し、新たにPHEVを導入するなど、顧客や社会のニーズに対応したプラクティカルな電動車の普及を加速させている。

●レクサス2021年の主要地域別の販売実績
・北米:約33.2万台(前年比112%)
・中国:約22.7万台(前年比101%)
・欧州:約7.2万台(前年比102%)
・日本:約5.1万台(前年比104%)
・中近東:約2.8万台(前年比103%)
・東アジア約3.0万台(前年比 95%)
レクサスRZ450eプロトタイプ

このたびの発表に際して、レクサスインターナショナルを率いる佐藤恒治プレジデント/チーフブランディングオフィサーは、このように述べている。
「世界中でレクサス車をご愛用頂いているお客様のお一人おひとりに、心より感謝を申し上げます。新型コロナウィルスの感染拡大や部品供給逼迫の影響が続くなか、2021年は約76万台を販売し、過去最高レベルまで販売を回復することができました。
 2022年も引き続き、『本物を知る人が、最後に選んでいただけるブランドでありたい』という想いのもと、お客様の感性に訴えかけるレクサスらしいデザインや走りの味を磨き上げて参ります。電動車開発も加速させ、今春のBEV専用モデル「RZ」を皮切りに、多様なお客様のライフスタイルに寄り添う新型モデルを続々と発表いたします。次世代レクサスの更なる挑戦に、ご期待下さい」

なお、レクサスはカーボンニュートラル社会の実現に向けた新たな挑戦として、2030年までに全カテゴリーでBEVのフルラインナップを実現し、欧州、北米、中国でBEV100%、グローバルで100万台の販売を、そして、2035年にはグローバルでBEV100%を目指している。

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