【輸入乗用車新規登録台数】2022年1月期は前年同月実績を5.6%下回る1万5321台を記録。メルセデス・ベンツが首位をキープ

2月4日、JAIA(日本自動車輸入組合)は、2022年1月期の外国メーカー車(乗用車)新規登録台数を発表した。

フィアットが1月の月間登録台数として過去最高を更新

1月に新規登録された輸入外国メーカー車(乗用車)は1万5321台で、前年同月実績の1万6228台を5.6%下回った。

1月期に最も新規登録台数の多かったブランドはメルセデス・ベンツで、前年同月実績を2.7%上回る3760台を記録。登録台数トップ10ブランドのなかではトップのメルセデス・ベンツを含む4ブランドが前年同月実績を上回った。

●2022年1月期・輸入乗用車(外国ブランド)新規登録台数トップ10
第1位:メルセデス・ベンツ(3760台/102.7%)
第2位:フォルクスワーゲン(2053台/111.6%)
第3位:BMW(1801台/90.1%)
第4位:アウディ(1260台/79.9%)
第5位:MINI(1026台/85.9%)
第6位:ボルボ(864台/75.3%)
第7位:プジョー(648台/67.4%)
第8位:ジープ(644台/67.6%)
第9位:ポルシェ(596台/108.2%)
第10位:ルノー(536台/132.0%)
※パーセンテージは前年同月比

第11位となったフィアットは、1月の月間登録台数として過去最高を更新。この好調を支えているのは500/500Cファミリーで、2008年3月の国内導入以来、愛らしいスタイリングと低燃費・低排出の環境性能の高さで確かな支持を得ており、年間販売台数は12年連続で4000台を超えた。ちなみに昨年は導入後14年目にして4858台を販売し、過去最高を更新している。

これら以外のブランドでは、ランドローバー(335台/前年同月比111.3%)やジャガー(127台/同352.8%)、フェラーリ(88台/同107.3%)、マセラティ(78台/同152.9%)、キャデラック(34台/同154.5%)、ロータス(30台/同272.7%)、ロールス・ロイス(18台/同163.6%)などが前年同月を上回る実績を残した。

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