アウディのコンパクトSUV「Q2」に高性能スポーツモデル「SQ2」が登場! 四輪駆動システム「クワトロ」を搭載

アウディジャパンは2月7日、コンパクトSUVのQ2に高性能スポーツバージョン「SQ2」を設定し、同日発売を開始した。税込車両価格は608万円。

300ps/400Nmを発揮する2.0ℓ直4ターボ+7速Sトロニックに専用スポーツサスペンションを組み合わせ、ダイナミックな走りを実現

Q2はアウディのSUV「Q」シリーズのなかで最も小さく、個性的でコントラストの効いた内外装デザインが特徴だ。ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティ性能を兼ね備えながらも、都市部の機械式立体駐車場に入庫可能な全幅1.8m、全高1.55m以下となるボディサイズのプレミアムコンパクトSUVモデル。昨年はデビュー以来はじめて大幅に刷新され、さらに商品力を高めている。

今回発表のSQ2は、Q2シリーズで唯一、四輪駆動システム「クワトロ」を搭載する高性能スポーツバージョン。クワトロは、電子制御式油圧多板クラッチを用い、安定した加速とスポーティなコーナリング、また雪上や悪天候においても高い走行安定性を実現する。

ボディサイズは全長4220×全幅1800×全高1525mmで、ホイールベースは2595mm。最低地上高は205mmで、最小回転半径は5.1m。

パワートレインは、最高出力300ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ターボエンジン(2.0 TFSI)と7速DCT(Sトロニック)を組み合わせる。操舵量に応じてギヤレシオを可変するプログレッシブステアリングや、専用のSスポーツサスペンションによって、ダイナミックな走行性能を発揮する。なお、WLTCモード燃費は11.6km/ℓと発表された。

アウディSQ2 ブラックスタイリングパッケージ(オプション)装着車

エクステリアは、Sモデル専用にデザインされた多角形のシングルフレームグリルをはじめ、アルミニウムルックのドアミラーを採用。また専用のルーフスポイラーや4本出しのテールパイプ、18インチアルミホイール(タイヤサイズは235/45R18)によって、スポーティな雰囲気が高められている。オプションのブラックスタイリングパッケージを装着すれば、シングルフレームグリルやアウディエンブレム(4リングス)、ドアミラー、Cピラーなどがブラック仕上げとなり、より精悍さが強調される。

インテリアは黒を基調に、Sのロゴ入りスポーツシートを採用するなど、こちらもスポーティな仕様。また、マグマレッドのファインナッパレザーなどが選択可能なSQ2インテリアデザインパッケージがオプション設定されている。先進のドライバーアシスタンスシステムとしては、アダプティブクルーズアシストやサイドアシスト、アウディプレセンスベーシック、ハイビームアシストなどがパッケージオプションとして用意されている。

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