メルセデス・ベンツのミニバン「Vクラス」に新グレード「V220 dエクスクルーシブ ロング プラチナスイート」が追加!

メルセデス・ベンツ日本は2月18日、「メルセデス・ベンツVクラス」の一部改良および原材料費の高騰等に対応し、メーカー希望小売価格を見直すとともに、新たに「V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート」を追加し、同日発売した。税込車両価格は以下のとおり。
●「メルセデス・ベンツVクラス」モデルラインナップ
・V220 d:840万円(+49万円)
・V220 dアバンギャルド ロング:866万円(+50万円)
・V220 dアバンギャルド エクストラロング:892万円(+51万円)
・V220 dマルコポーロ・ホライズン:1016万円(+57万円)
・V220 dエクスクルーシブ ロング プラチナスイート:1205万円(新登場)
※価格は消費税込み。( )内は従来モデルからの改定額

「V220 dエクスクルーシブ ロング プラチナスイート」はナッパレザーシートや冷蔵庫付き前席センターコンソールなどを備えた豪華仕様

2019年10月に発表された現行Vクラスは、すべての乗員が快適に過ごすことができ、3点式シートベルト一体型のシートや多彩なシートアレンジが可能なシートレイアウト、FRシャシーの用など、これまでのVクラスのコンセプトを継承しながらも、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー・エクスペリエンス)を標準装備するなど、最新の“メルセデス・ベンツのミニバン”の名に相応しい快適性と安全性を備えている。

このたび追加設定された「V220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート」は最上級に位置付けられるグレード。専用アルミニウムインテリアトリムや全席ナッパレザーシート、レザーARTICOダッシュボードを採用したラグジュアリー仕様だ。

前席にはシートと乗員の接地面の蒸れを防止するシートベンチレーターが備わり、快適性も向上。さらにデジタルルームミラーを標準装備することで、後席の同乗者や大きな荷物で見えにくくなる車両後方の視界を補助。スイッチを操作することで通常のルームミラーに切り替えることも可能だ。

また、運転席と助手席の間には、容量3.2ℓの冷蔵庫付きセンターコンソールが装備され、センターコンソール後方には温冷機能付きカップホルダーが備わる点も特色。

2列目シートにはカップホルダー、USB ポート、スマートフォン用トレイ、小物入れが備わるエクスクルーシブシートを標準仕様とし、快適な移動をサポート。また、前席背面部にシートバックテーブルが採用されている。

なお、今回の一部改良では、夜間のドア開閉の際に足元を照らす「ブランドロゴプロジェクターライト」と、フロントシートの太もも下部分の座面長を好みに応じて調整することで安定したドライビングポジションを確保できる「座面延長機能」が全車に標準装備された。

日本仕様のVクラスには、全モデルに163ps/380Nmを発揮する最新の2.0ℓ直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」を搭載。振動や騒音が低減されており、快適なドライブを実現する。トランスミッションも全モデルに9速AT(9Gトロニック)を組み合わせており、1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。WLTCモード燃費は最高で13.2km/ℓ(V220 dアバンギャルド)と発表されている。

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