2021年に欧州で売れたLクラスカーのTOP3は以下の通りだ。
メルセデス・ベンツEクラス:5万3654台
BMW 5シリーズ:5万2936台
AUDI A6/S6/RS6/Allroad:5万0238台
シェアでいうと
メルセデス・ベンツEクラス:25.2%
BMW 5シリーズ:24.9%
AUDI A6/S6/RS6/Allroad:23.6%
となる。3モデル合わせると73.7%となり、この3ブランドへの信頼度の高さが窺える。
前年はどうだったかというと
2020年
メルセデス・ベンツEクラス:7万171台(28.5%)
BMW 5シリーズ」5万9814台(24.3%)
AUDI A6/S6/RS6/Allroad:5万5737台(22.6%)
となっていて、3モデル合わせて75.4%だった。
SUV人気に押されて、このカテゴリーの販売台数は下降気味だ。Lクラスカー全体では前年比14%のマイナスとなっている。
では、Eクラス、5シリーズ、A6シリーズの次に売れたクルマはなんだろう?
第4位:ボルボS90/V90 1万6645台(7.8%)
となっている。ボルボは2020年も第4位となっている。
第5位:ポルシェ・タイカン 1万6250台(7.6%)とポルシェのBEV、タイカンが売れているのだ。
第6位:アウディ e-tron GT 4927台(2.3%)
と5位、6位はBEVが入った。
となると、テスラの動きが気になるところだが
テスラ・モデルSは456台で、2020年の5562台から92%マイナスとなっている。サイズの小さいモデル3は抜群の人気を誇っているが、2012年登場のモデルSは、さすがに最新のライバルに打ち勝つのは難しいようだ。
2021年の7位以下のランキングは
7位:レクサスEX 4440台
8位:アウディA7/S7/RS7 4260台
9位:メルセデス・ベンツCLS 2155台
10位:DS9 1778台
となっている。