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運転の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」を全車に標準装備。新ディーゼルエンジンと7速ATを搭載
今回マイナーチェンジを受けたキャラバンのディーゼル車は、昨年10月にマイナーチェンジした同ガソリン車と同様に、ダイナミックで力強く存在感を増したエクステリア、黒を基調とした落ち着いた雰囲気のインテリアなど、デザインを一新。ボディカラーには、ピュアホワイトパール、ミッドナイトブラック、ステルスグレーの3つの新色が追加された。
また、歩行者の検知も可能な「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、「インテリジェント アラウンドビューモニター」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進安全技術を新たに装備することで、安全性能を大幅に向上させ、ディーゼル車においても全車サポカーSワイドの対象となっている。
さらに、運転の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」を全車に標準装備。パワートレインには、新ディーゼルエンジンと7速ATを採用し、静粛性とスムースな加速を両立した。なお、ユーザーの要望に応え、専用内外装の仕様を施した最上級グレード「GRAND プレミアムGX」を新たに設定している。
今回刷新された2.4ℓ直列4気筒ディーゼルターボエンジン（132ps/370Nmを発揮）は、高い環境性能と力強い走りを実現している。排気処理に尿素SCRシステムを採用することで、平成30年排出ガス規制に適応したクリーンな排気により、排気性能とCO2低減を高次元で両立。併せて7速に多段化したATの採用により、燃費はJC08モードで12.4km/ℓから13.9km/ℓ（2WD・ロングボディ・3/6人乗り・4ドア・低床）と12%向上。動力性能はクラストップのトルクをさらに進化させ、最大トルクは356Nmから370Nmとなり、加速性も向上している。
キャラバン バンEX（ボディカラー：ピュアホワイトパール）
なお、今回のマイナーチェンジを機に、ガソリン、ディーゼルのMT仕様、ディーゼル車のワイドボディが廃止となった。
特別仕様車「プロスタイル」などのディーゼル仕様も合わせてマイナーチェンジ
このたびのキャラバン ディーゼル仕様のマイナーチェンジに合わせて、日産の関連会社オーテックジャパンはキャラバンをベースとした特別仕様車「プロスタイル」、車中泊仕様車（マルチベッド&トランスポーター）、ライフケアビークル「チェアキャブ」、「ワークユースビークル」のディーゼル車をマイナーチェンジした。こちらも発売は4月下旬となる。税込車両価格は「プロスタイル」が380万4900円〜427万5700円、「マルチベッド」が418万5500円〜468万3800円、「トランスポーター」が413万1600円〜460万1300円、「チェアキャブ」が481万2000円〜521万2000円（消費税非課税）、「ワークユースビークル」が344万4100円〜489万5000円。
今回のマイナーチェンジでは、ベース車と同様に「プロスタイル」、および、車中泊仕様車、「チェアキャブ」、「ワークユースビークル」シリーズにおいて、デザインをダイナミックで力強く存在感を増したエクステリアや、黒を基調とした落ち着いた雰囲気のインテリアに一新。
また、歩行者の検知も可能な「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、「インテリジェント アラウンドビューモニター」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進安全技術や、運転の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」を全車に標準装備。そして新ディーゼルエンジンと7速ATを採用した点は、ベースモデルと同様の進化だ。
昨年10月にマイナーチェンジしたガソリン車と同様に、車中泊仕様車では、従来の「プレミアムGX」に加え、新設定の専用内外装の仕様を施した最上級グレード「GRANDプレミアムGX」も、ベース車に追加。 それぞれのグレードで、シートとベッドシステムの表皮を統一し、インテリアをトータルコーディネイトしている。また、「チェアキャブ」では、車いす固定装置を一新し、操作性の向上を図っている。
