CX-5が過去最高の2月に! 7か月ぶりに前年を上回った北米マツダの2月販売台数

マツダCX-50
北米マツダ(マツダノースアメリカンオペレーションズ)がこのたび発表した2022年2月の販売台数は、2万8166台。CX-5とCX-9が好調で、久しぶりに前年同月を上回るセールスを達成した。期待のニューモデル、CX-50の発売も間近に控えている。北米マツダの春はもうすぐだ!

CX-9は発売以来最多の販売台数達成。CX-50の発売も間近!

北米マツダ(マツダノースアメリカンオペレーションズ)は、2022年2月の販売台数を発表。2万8166台と、前年同月を8.3%上回った。北米マツダの販売が前年同月を上回るのは2021年8月以来、久しぶりのこととなる。

その原動力となったのは、CX-5とCX-9だ。CX-5の1万6404台は2月としては過去最多、CX-9の3803台は発売以来最多の販売台数となる。

マツダCX-5
マツダCX-9

北米マツダでは、ブランニューモデルであるCX-50の発売も目前に控えている。すでにアメリカ・アラバマ州に建設された新工場「マツダトヨタマニュファクチャリングUSA)で製造がはじまっており、2月にはベースが2万6800ドル(約308万円)という価格も発表された。

既存のCXシリーズとは異なりオフロードテイストを強調したCX-50は、販売店やカスタマーから非常に高い評価を受けているという話を聞く。

マツダCX-50

さらに2022年後半から翌年にかけては、CX-5よりも上級の価格帯に位置する「ラージ商品群」がいよいよ投入される予定だ。ワイドボディ2列シートのCX-70と、その3列シート版であるCX-90が加われば、北米マツダのSUVセグメントはより盤石となる。

いまだに出口が見えない半導体不足やサプライチェーンの問題、さらにはロシアのウクライナ侵攻など世界情勢が不透明な昨今だが、北米マツダは虎視眈々とV字回復のときを待っているのである。

北米マツダ・車種別販売台数【2022年2月】
MAZDA3:2969台(−3.7%)
MAZDA6:55台(−95.9%)
MX-5 Miata(日本名ロードスター):556台(−33.5%)
CX-30:4333台(−13.4%)
CX-5:1万6404台(+35.7%)
CX-9:3803台((+20.7%)
トータル:1万9422台(+8.3%)
※( )内は前年同月比

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