カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RQ912……オープン価格
クルマを持っている人ならば「楽ナビ」というネーミングは耳にしたことがあるだろう。じつは20年以上の歴史を持つロングセラーであり、カー用品店の販売ランキングでつねに上位争いをするベストセラーでもある。
その理由は何といっても、カーナビとしての質の高さだ。カーナビは多機能化が進んでいるものの、本来の役割は「ドライバーを早く快適に目的地まで案内すること」。この点において楽ナビは業界の中でも3本の指に入る実力を持っている。
タッチパネルはスマホ同様の軽快なコントロール。車内で使うために設計されていることもあり、目的地設定から道中の検索、自宅までの帰り道といった操作が誰でも簡単にできる。
クルマはあまり乗らないから、カーナビのたくさんある機能はどうせ使いこなせない、という理由でスマホナビアプリで済ませている人！楽ナビの「楽」は“操作が楽”という意味合いもあり、高性能を誰でも簡単に使いこなすことができる。確かに、道案内の道具だけで考えれば、スマホナビアプリでも十分だったりする。ではどこまで使えばカーナビを買う価値があるのか？を紹介していこう。
大きくて高精細な画面は運転中でも必要な情報を素早く読み取れる。そのため画面を注視する時間が少なく済む。運転に慣れていない人にこそ使ってほしい。
ふだん運転しているときにいちばん目にしているのは道路地図だが、楽ナビは、運転中に視線を一瞬移すだけで情報を読み取れる。地図のデザインや色合いも視認性を高める配慮がされたものだ。しかも自車位置表示はつねに正確。トンネルや側道はもちろん立体駐車場などでも不安定な動きをすることはなく、道路が複雑な都市部でも迷うことがない。見知らぬ土地を走っている時には、この正確性が、快適なドライブを左右する。
楽ナビ独自の「よく行くランキング」。以前に行った場所を改めて検索する必要がない。コンビニ検索では駐車場の有無や営業時間など詳細な情報が収録されており、検索範囲をルート周辺に絞り込むことも可能だ。ほかにもガソリンスタンドをはじめとしたクルマで立ち寄る機会の多い施設の情報が充実している。
目的地検索については名称はもちろんのこと、電話番号や住所、ジャンルなどさまざまな検索をできるのがカーナビの基本。スマホアプリのように一部のワードから膨大な結果が出てきてその中から探すのとは違い、効率の良い検索を行うことが可能だ。楽ナビはユーザーが何度も訪れた場所については「よく行くランキング」として頻度順にリスト化し、使い勝手がとても良い。
通信を使った機能のひとつ、カロッツェリア独自のスマートループ渋滞情報。精度の高い渋滞回避ルート探索が可能になる。カーナビならではのノウハウで早いだけでなく快適に走れるルートを案内してくれる。
ルート探索では渋滞を考慮したうえで6本のルートを提案。ユーザーの好みで出入口ICを変更したり、立ち寄り地点を設定することもできる。自分が走りたいルートを容易に作り出せるわけだ。また、都市部の複雑な交差点や高速道路のジャンクション、都市高速の入口などは迷わせないようイラスト図を用いてガイドを行い、速度超過時や逆走時には警告も発する。楽ナビは渋滞予測データ、ユーザーの走行データなど20年以上蓄積してきたノウハウがある。自動車で走行する道を基準に早く着くルートを探索し、実用性の高いガイドを実現しているので、初めて走る場所でも安心して走れる。
都市部の複雑な交差点ではこのようなイラスト図で案内。走行すべき車線や右左折の方向、交差点の距離など必要な情報がひと目でわかる。ナビアプリでは弱いとされている、トンネルや高速道路が並走している場所でも、楽ナビは正しい自車位置を表示し続ける。そのため交差点や分岐での音声案内のタイミングも絶妙で、ドライバー目線のガイドを実現している。
車の中でオンラインコンテンツを楽しみたい人には、カロッツェリアの車載Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」をおすすめ。車内でインターネット環境が定額使い放題になり、スマホと組み合わせて使用すれば車内のエンタメをグンと充実させてくれる。
ドライブ中には大好きな音楽を楽しみたいが、そんなときも簡単。スマホで再生した曲をBluetoothでワイヤレス再生ができ、しかも高音質。コントロールはナビのタッチパネル上で安全、快適に行える。そして高画質大画面な液晶は映像を楽しむのにもオススメで、メニュー画面からAVソース選択で地デジやDVDをすぐに楽しむことができる。さらに最近のカーナビではぜひHDMI入力の有無をチェックして欲しい。HDMI入力があれば、スマホで再生したYouTubeやAmazon Fire TV Stickなど多彩なコンテンツを満喫できる。後席モニターを組み合わせて使えば子どもも大喜びだ。
これらを楽しむために、カロッツェリアのWi-Fiルーターをプラスすれば、自宅リビングのようなWi-Fi環境が生まれ、楽しい空間をクルマの中に作り出せる。
HDMI入力にスマホやAmazon Fire TV Stickをつなげば、カーナビの大画面でYouTubeや好きな動画を楽しむことができる。
紹介したように、カーナビをここまで簡単に使いこなせるのが楽ナビ。道案内のツールだけでなく、ドライブを格上げしてくれるパートナーだ。今回紹介しているAVIC-RQ912を筆頭に全部で14機種が用意され、車種や使い方、予算に合わせて自分にぴったりな1台が選べる。カロッツェリア公式サイトもぜひチェックしてほしい。
■ラインアップ ●ラージサイズボディ AVIC-RQ912 9型HDパネル／バージョンアップ最大3年分付き AVIC-RL912 8型HDパネル／バージョンアップ最大3年分付き AVIC-RL712 8型HDパネル／バージョンアップ最大1年分付き AVIC-RL512 8型HDパネル／バージョンアップ最大1年分付き ●200mmワイドサイズボディ AVIC-RW912 7型HDパネル／バージョンアップ最大3年分付き AVIC-RW712 7型HDパネル／バージョンアップ最大1年分付き AVIC-RW512 7型HDパネル／バージョンアップ最大1年分付き AVIC-RW112 7型HDパネル／バージョンアップ有償 AVIC-RW303Ⅲ 7型WVGAパネル／バージョンアップ有償 ●2DINサイズボディ AVIC-RZ912 7型HDパネル／バージョンアップ最大3年分付き AVIC-RZ712 7型HDパネル／バージョンアップ最大1年分付き AVIC-RZ512 7型HDパネル／バージョンアップ最大1年分付き AVIC-RZ112 7型HDパネル／バージョンアップ有償 AVIC-RZ303Ⅲ 7型WVGAパネル／バージョンアップ有償