DS 7クロスバックにパリ・ルーヴル美術館の名を冠した特別仕様車「ルーヴルBlueHDi」が登場!

ステランティス ジャパンはこのほど、DSオートモビルのフラッグシップSUV、DS 7クロスバックにLOUVRE(ルーヴル)の名を冠した特別仕様車、「DS 7クロスバック ルーヴル ブルーHDi」を設定し、4月2日に発売すると発表した。税込車両価格は660万円。

内外装の随所でルーヴルとのコラボレーションを示す特別なディテールが採用されたほか、シャイニーブラックパーツを採用

ルーヴル美術館との長年にわたる協力関係が、文化と芸術の融合を生み出した。それがルーヴルの名を冠した特別仕様車 DS 7 クロスバック ルーヴルBlueHDiだ。DSオートモビルとルーヴル美術館はブランド創立以来、伝統とモダンへのビジョンを共有し、パートナーシップを築いてきた。そのビジョンは卓越したクオリティ、革新性に裏打ちされたフランスならではの匠の技「サヴォア・フェール」をもって、世界にフランスとパリの存在を示すことにある。王宮であったルーヴル宮殿は、8世紀にわたりフランスの歴史に存在感を示してきた。1793年に総合美術館として一般公開されたルーヴルは、9000年の歴史と5つの大陸にまたがる8つの部門に分かれており、モナリザやミロのヴィーナス像など3万5000点を超える世界で最も美しいとされるコレクションを所蔵している。そして、メインエントランスのルーヴル・ピラミッド(ガラスのピラミッド)は、その伝統と革新性の融合において直接的にDSオートモビルのデザインモチーフに取り入れられている。

DS 7クロスバック ルーヴルHDiの魅力のひとつは、ガラスのピラミッドをモチーフにしたデザインにある。エクステリアでは、DSウイングやリヤガーニッシュ、さらにガラスモール、ルーフレールもシャイニーブラックで仕上げられている。ドアミラーは、ガラスのピラミッドをイメージさせる幾何学模様をレーザー加工で表現。また、ホイールはオリジナルデザインとして20インチ“ALEXANDRIA” が採用された。そのほか、エンジンフードやドアサイド、リヤゲートを含め、その名にふさわしく様々な場所にLOUVREの名を冠している。ボディカラーは「ブルー アンクル」「クリスタル パール」「グリ プラチナム」「ノアール ペルラネラ」の4色が設定された。

インテリアでは、センターコンソールのレザーにもガラスのピラミッドをモチーフとしたエンボス加工が施され、シフトレバーを取り囲むクル・ド・パリ装飾(ギョーシェ彫り=パリの石畳を図案化した伝統装飾様式)と相まって華やかな雰囲気を醸し出している。

シートは、今やDSオートモビルのシンボルとも言うべきナッパレザーによる「ウォッチストラップシート」を採用。座面と背面に腕時計のブレスレットをデザインした深い掘り込みは一枚革で製作されており、貼り合わせや縫い付けで生じる硬さを防ぐ。こうした細かなデザインにおいても、フランスの伝統的な加工の技術を主張している。

パワートレインは177psを発揮する2.0ℓ直列4気筒クリーンターボディーゼルエンジンに電子制御式8速AT「EAT8」を組み合わせている。最大トルク400Nmを2000rpmの低回転から発生しロックアップをするEAT8により、ドライバーのアクセルワークへ即座に反応する高効率なパフォーマンスを備えている。ディーゼルエンジンならではの力強い加速が、DSオートモビルらしいエレガントな走りを提供する。

●「DS 7クロスバック ルーヴルBlueHDi」主要装備
・ルーヴルバッジ(ボンネット/フロントドア/テールゲート/ダッシュボード)
・ピラミッドモチーフレーザーエッチング入りドアミラー
・ピラミッドモチーフエンボス加工入りセンターコンソールフラップ
・ピラミッドオーナメント入りフロントエアアウトレット
・ウォッチストラップデザインナッパレザーシート
・フロントシートベンチレーション
・シャイニーブラック DSウイング/ウィンドウモール/ルーフレール/リヤランプガーニッシュ
・パノラミックサンルーフ
・20インチアロイホイール“ALEXANDRIA”
・グリップコントロール
・DSアクティブスキャンサスペンション
・DSコネクテッドパイロット
・DSアクティブLEDビジョン
・フロアマット
・Focal HiFiオーディオシステム

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