CX-50登場! CX-5絶好調で北米マツダの3月の販売台数はUP !

販売絶好調のマツダCX-5
マツダの北米事業を統括するMazda North America Operations(MNAO)が2022年3月の販売台数を発表した。CX-5が好調である。

マツダの2022年3月の北米販売台数は以下の通りだ。

2022年3月北米販売台数
Mazda3  3053台(前年同月比ー21.0%)
  セダン  1050台
  ハッチバック  2003台
Mazda6  14台(ー99.1%)
MX-5 Miata  663台(ー51.6%)
CX-30  3343台(ー43.9%)
CX-5  21645台(+43.5%)
CX-9  4148台(+17.3%)
CX-50  56台
MX-30  101台
TOTAL  33023台(+3.2%)

CX-50 北米専用の新型SUVである。

注目はCX-50が初登場したこと。アラバマ州ハンツビルに新設されたMTM(マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング)で生産が開始された生粋のアメリカ車としてのマツダSUVである。まずは56台だが、4月以降、CX-50がどう売れていくか、楽しみだ。

北米で、いやグローバルでマツダの大黒柱であるCX-5は絶好調と言っていい。3月の2万1645台はCX-5の3月の販売実績では過去最高だ。CX-9の4148台も同じく3月で最高の記録だ。

CX系(Trucks)の販売台数は2万9293台で前年同月比+16.3%なのに対して、セダン/クーペ系(Cars)は3730台でマイナス45.1%である。結果として北米マツダの販売比率は

Cars 11.3%:Trucks 88.7%
となり、圧倒的なSUV優位のカーブランドとなった。

これはMazda6の事実上の販売終了が影響している。またMX-5(ロードスター)の販売絶好調の波も一段落したこともある。加えて、Mazda3の4ドアセダンの販売が不調だ。5ドアHB(FB)の販売は好調なのだが……。

2022年1-3月の販売台数は以下の通りだ。

北米のMX-30はBEVだ。

BEVのMX-30は101台を売り上げている。
マツダ・カナダの3月の販売台数は5810台で前年同月比15.7%となっている。

2022年1-3月北米販売台数
Mazda3  9492台(前年同月比ー5.0%)
  セダン  3704台(ー43.8%0
  ハッチバック  5788台(+70.3%)
Mazda6  325台(ー92.4%)
MX-5 Miata  1605台(ー41.5%)
CX-30  9494台(ー34.9%)
CX-5  50653台(+24.3%)
CX-9  10463台(+11.5%)
CX-50  56台
MX-30  180台
TOTAL  82268台(ー1.2%)

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