モータースポーツへの多大なる貢献に対し、高橋国光氏が旭日小綬章を授賞

高橋国光氏が旭日小綬章を授賞

NPO法人日本モータースポーツ推進機構によると、今年3月16に逝去された故高橋国光氏に対し、日本のモータースポーツ振興への貢献により、旭日小綬章が授与されることが4月12日に決定した。

故高橋国光氏は、1958年に二輪レースの「第1回 全日本クラブマンレース」に18歳で参加、世界大会にも進出した後、日本人として初めて世界選手権レースで優勝。四輪レースに転向後は、1977年「F1日本グランプリ」への出場をはじめ、海外レースも含めた様々なカテゴリーで活躍した。

引退後も自らのチームである「チーム国光」を率いて後進の育成に努めるなど、日本の二輪、四輪競技の振興、発展に大きく貢献。ドライバーとして、また監督としてのNSXでの長年に渡る活動、ル・マン24時間レースへの参戦など、その活躍は、多くのファンにとって印象に残るものだった。

日本モータースポーツ推進機構においても、2008年の創設以来、国光氏の様々な助言を通して、モータースポーツ振興に多大な貢献があったという。なお2020年には、これらの功績が称えられ、文部科学大臣からスポーツ功労者顕彰も授賞している。

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