1月の東京オートサロンが日本初公開の場となり、その後大阪オートメッセでも先行公開されたアルカナの日本仕様には、1.6L直4NAエンジンにメインモーターとHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)、電子制御ドッグクラッチマルチモードAT、リチウムイオンバッテリーを組み合わせた「E-TECH」が搭載される。
そのルノー独自のハイブリッドシステムも要注目だが、やはり目を引くのはその流麗かつ力強いクーペSUVスタイルだろう。展示車両はボディカラーがオランジュバレンシアM(オレンジメタリック)だったこともあり、そのプロポーションの良さが一層際立って見えた。
一方でアルカナと同様に注目を集めていたのは、アルピーヌA110の2台。高性能バージョン「A110S」をよりレーシーに仕立てた30台限定モデル「A110 Sアセンション」に加え、ブラウンまたはブラックのレザーシートを備えるなど快適装備を充実させた「A110 GT」も展示され、多くのスポーツカー好きがじっくりと見比べていた。
そのほか、2021年1月にマイナーチェンジを受けたCセグメントのホットハッチ、ルノー・メガーヌR.S.と、同年10月にフルモデルチェンジされたルノー・ルーテシアを展示。スポーツ走行会とパレードラン、ミーティングも開催され、ルノー&アルピーヌ尽くしの一日となった。