もう1台のウラカン高性能バージョンもラインアップしてますよ!

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.34 ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ

発売から50年以上、半世紀を超えて支持される国産ダイキャストミニカーのスタンダードである『トミカ』と、自動車メディアとして戦前からの長い歴史を持つ『モーターファン』とのコラボレーションでお届けするトミカと実車の連載オールカタログ。あの『トミカ』の実車はどんなクルマ?
No.34 ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ (サスペンション可動/希望小売価格495円・税込)

『トミカ』の『No.34 ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ』は『No.11 ランボルギーニ ウラカン STO』と同じく、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが製造販売しているランボルギーニ ウラカンの一族に属する高級スポーツカー、いわゆる“スーパーカー”なります。ウラカンは2014年にV型10気筒エンジン搭載車としてデビューし、ドイツのアウディが作ったR8というスポーツカーの2代目モデルとは、同じシャシーと動力伝達系列を用いた兄弟車になります。車名の「ウラカン」とはスペイン語で「ハリケーン(台風)のことですが、闘牛で活躍した牛の名前にちなんでいます。ランボルギーニのエンブレムには雄牛が使われており、生み出される車の名前も一部を除いて闘牛にちなんだ名前が使用されているのです。

ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ実車フロントビュー。
ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ実車リヤビュー。

ウラカン ペルフォルマンテの「ペルフォルマンテ」とはイタリア語で「パフォーマンス(性能や能力のこと)」を意味し、その名の通りウラカンの高性能バージョンとして企画された車両で、2017年に発表されました。

最高出力が640psにアップしたV10エンジン。

ウラカン ペルフォルマンテは、ランボルギーニが特許を持つ『フォージド・コンポジット』と呼ばれる成型可能なカーボン素材などの軽量化素材を多用して徹底した軽量化がはかられ、ノーマルのウラカンより約40kg軽量化されています。また、エンジンは吸排気系の見直しと改善などで最高出力が30psアップした640psになり、あらゆる回転域でのレスポンスが向上しています。この高性能エンジンにもノーマル同様に『ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)』と呼ばれる7速の自動変速式マニュアルトランスミッションが組み合わされています。

自動可変フラップを備えたリヤウィングなどから成る知性化能動的空力制御システム『ALA』の装備が本車最大の特長。

しかし、最大の特長は『エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ(ALA)』と呼ばれる知性化能動的空力制御システムの装備です。これは内部に空気の流れを切り替えるフラップ(可動翼片)を備えた『フォージド・コンポジット』製のフロントスポイラーとリヤウィングから構成されるメカニズムで、例えばカーブ走行時には垂直方向の荷重を増大させて走行速度を落とさずに車の安定性を確保する、あるいは加速時には速やかに最高速度に到達出来るよう空気抵抗を小さくするといったように、運転スタイルや走行コースに応じてフラップを制御して車両の空力特性を変化させ走行性能を高めるものです。

ペルフォルマンテもSTOも同じようにウラカンの高性能バージョンですが、STOは「レース専用車『スーパートロフェオ』の公道走行仕様」という考え方で作られたため、過激なレーシングカーをおとなしくしたようなモデルであり、他方、ペルフォルマンテは「ウラカンの性能を磨き上げて最速のスーパー・スポーツカーを創る」という考え方で作られているため、ノーマルのウラカンをより過激な方向性へ仕立てたモデルであるという根本的な違いがあります。

ペルフォルマンテのインテリアには随所に高級素材が用いられているのが大きな特徴。

インテリアの考え方もSTOとペルフォルマンテとでは違いがあります。ペルフォルマンテは、シートにカーボンファイバー、各コンポーネントの素材に『フォージド・コンポジット』とパフォーマンスの向上に貢献する超軽量素材が用いられていますが、“最速のスーパーカー”を目指して作られているため、内装全体が極上の高級素材のアルカンターラで仕上げられており、“公道を走れるレーシングカー”を目指したSTOのまるでレーシングカーのようなインテリアとは大きく異なっています。

2018年にはオープンカー版のペルフォルマンテ スパイダーも登場した。単なるオープンカー版ではなく、電子作動式能動的空力制御機能『ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)』を搭載している。

『トミカ』の『No.34 ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ』は実車の持つ迫力やデザインをうまく反映させて作られている1台です。特にキレイな艶消しで仕上げられているボディカラーは今までになく個性的。実車でもさりげなくドアの下に入れられたイタリア国旗カラーのラインがきちんと再現されています。ホイールは実車では黒と金色の物がありますが、『トミカ』ではボディカラーに映える、公式写真でよく見られる金色の方がチョイスされているのも「わかっている」と思わせます。ぜひ異なるアプローチで生み出された高性能仕様の『No.11 ランボルギーニ ウラカン STO』と一緒に並べてみてください。一段と興味が増すことでしょう。

■ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ 主要諸元

全長×全幅×全高(mm):4506×1924×1165

ホイールベース(mm):2620

トレッド(前/後・mm) :1670/1620

車両重量(kg):1382

エンジン形式:型 90度V型10気筒

排気量(cc):5204

最高出力:470kW(640ps)/8000rpm

最大トルク:600Nm(61.2kgm)/6500rpm

トランスミッション:7速AMT

サスペンション(前後):ダブルウィッシュボーン

ブレーキ(前後) :ベンチレーテッドディスク

タイヤ:(前) 245/30R20 (後)305/30R20

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