BMW Mモータースポーツは、BMW MハイブリッドV8のエクステリアデザインを発表した。LMDh（ル・マン・デイトナ・h）はIMSAが導入した新たなレギュレーションである。MハイブリッドV8はLMDhプロトタイプのテスト段階に先立ち、刺激的なカモフラージュカラーを身にまとって登場した。エクステリアデザインはBMWグループ・デザインワークスが設計し、ダイナミックなハイブリッド・エレクトリックの新たな定義を確立させている。
アグレッシブなエクステリアデザインは、北米におけるBMW Mモータースポーツの歴史を彷彿とさせつつ、ダイナミックな電動ハイブリッドシステムの未来を定義している。その見た目からは、プロトタイプがBMW Mシリーズであることが一目でわかる。
BMW MハイブリッドV8のデザインの特徴は、ワイドキドニーだ。ボンネットには50周年記念ロゴ、Mフックミラーやテールライトなど、BMW Mらしいデザインが各所に施されている。BMW MハイブリッドV8のカモフラージュ・カラーリングには50年にわたるモーターレースの歴史が刻まれている。
BMW M社のCEOであるフランク・ヴァン・ミール氏は次のように語る。
「今回のエクステリアデザインの設計は、LMDhプログラムの設計チームにとって最も重要な作業であり、最大の挑戦は、プロトタイプがBMW Mモータースポーツ・カーであることを明確に認識できるようにすることでした。そして、BMW MハイブリッドV8は一目見ただけで、BMWであることが確認できる必要があります。また、北米におけるBMW Mの偉大な歴史にちなんだカモフラージュ・カラーリングも特徴的です。BMW Mモータースポーツとダラーラのデザイン部門とエアロダイナミクス部門の素晴らしい仕事に祝福を送ります。BMW MハイブリッドV8がもうすぐサーキットを走るのを見るのが待ち遠しいです」
