お? NSXはエキマニがシリンダーヘッド一体型なのか【DeAGOSTINI 週刊 Honda NSX 組み立て記録】

ついにエンジンをサブフレームに搭載。補器類も整ってきて、エンジン周りの完成も近そうです。
デアゴスティーニから販売中の『週刊 Honda NSX』。1/8のビッグスケールダイキャストモデルとなった日本の誇るスーパーカー・ホンダ NSXに、GENROQ編集長 ゲンが挑む。一応仕事ではあるのだがほぼ趣味な、地味に組み立てているだけ連載。延々組み立てて16回目。進行が追いついてしまったため、やむなく不定期更新ですが、何度も言いますが、決してサボっているわけではありません。

TEXT&PHOTO:永田元輔(NAGATA Gensuke)/GENROQ PHOTO&FIGURE:HONDA

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Vol.33|エキゾースト周り組み立て

さて、今回はVol.33の組み立てですが、ワタクシいきなり勘違いして先にVol.34を開けて組み立て始めてしまいました! 定期購読だと4号分がまとめて届くために間違ってしまったのです。そんなわけで動画もVol.34を組み立て始めて途中からVol.33に変わっています。ご了承ください……。

Vol.33はエキゾースト周りの組み立てです。2分割されているエキゾーストパイプを組み合わせ、先端に黒いパーツを差し込みます。説明書ではエキゾーストパイプの一部として表記されていますが、これはおそらくターボチャージャーでしょう。しかしNSXのターボチャージャーは黒いのでしょうか? エキゾーストの組み立てが終わったら、エンジンをリヤフレームに載せる作業です。合計4ヵ所をビス留めすると、かなりの重量と大きさのリヤ周りが姿を現します。先ほど組み立てたエキゾーストパイプの片側をエンジンブロックに差し込み、後端をビスでフレームに固定します。エキゾーストマニフォールドに相当する部品がないところを見ると、NSXはエキマニがシリンダーヘッド一体型となっているんですね。

あ……間違えた……(大汗)

Vol.34|続・エキゾースト周り組み立て

Vol.33より先に開けてしまったVol.34に取りかかりますが、今号はVol.29で予告されていた再提供のチューブが付属していました。早速開けて材質を確かめてみると……あれ? 前のと変わらない? 触った限りでは硬さはほぼ同じようです。同封された説明書には「材質を変更した」そして「長さを修正した」と書いてありますが、ホントに材質変わってるのかな? うーん……考えた結果、やり直しはやめました。わざわざ組み立てたものをバラすほどのメリットはなさそう、との判断です。

交換用のチューブとお知らせの紙。材質変更とあります。
なのですが……触った限りでは当初のパーツとの違いがよくわかりません。

そしてVol.34は引き続きエキゾースト周りの組み立て。ナニやら黒いボックスを組み立ててエンジン横に設置します。説明書には「エキゾーストパーツ」と書いてありますが、これはエアクリーナーボックスでしょう。その後Vol.33で組み立てたタービンのコンプレッサー側とこのエアクリーナーボックスをパイプで接続します。

その後は左右にサイレンサーを装着します。NSXのマフラー出口は逆台形のセンター出しなのですが、そのなかのマフラーは4本なんですね。初めて知りました。まるでコルベットみたい! いっそ4本出しのままの方が良かったんじゃ? とも思いますが、ハイブリッドのイメージとは違ってしまうんでしょうかね。

それにしても……パーツの名前をあまり正確に表記する必要はないとは思いますが、エアクリーナーは明らかにインテーク側の部品なので「エキゾーストパーツ」と書くのはさすがにダメですよね。

いっそ4本出しのままの方が良かったんじゃ? って思いませんか?

GENのココが気になる|ビス固定するための突起の “色”

エンジン本体の組み立てもほぼ最終段階ですが、ちょっと気になる部分に手を加えました。
エキゾーストパイプにはサブフレームにビス固定するための突起があるのですが、これがパイプと同じシルバーで塗装されているので、かなり目立つのです。そこでこの部分をフラットブラックで塗装することにしました。本当は組む前に塗ったほうがラクなのですが、組んでみないとどのように見えるのかもわからないので、今回はこの方法をとりました。

塗る前に簡単にマスキング。個人的に塗装はマスキングが8割、と思っています。その後フラットブラックで塗装すると、突起の部分が目立たなくなりました。ついでに黒いビスをシルバーで塗装。塗装済みキットでも、細かな部分に気を遣うことでリアルさがグンと増しますね。うん、いい。

塗装前にマスキング。組む前に塗ってしまえばもっと楽なんですが。

YouTubeでは、一気見できるようになっています↓

一気見すると圧巻です。お時間あるとき、ぜひどうぞ。

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