マツダの誇る美しいデザインをまとった世界戦略車を『トミカ』で再現!

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.46 マツダ3

発売から50年以上、半世紀を超えて支持される国産ダイキャストミニカーのスタンダードである『トミカ』と、自動車メディアとして戦前からの長い歴史を持つ『モーターファン』とのコラボレーションでお届けするトミカと実車の連載オールカタログ。あの『トミカ』の実車はどんなクルマ?
No.46 マツダ3 (サスペンション可動・希望小売価格495円・税込)

マツダ3(スリー)はマツダを代表する、いわゆるCセグメントに分類される乗用車で、日本におけるマツダの“新世代商品”の第一弾として2019年に登場しました。「日常が鮮やかに輝くパーソナルカー」をコンセプトに、デザイン、走行性能、静粛性、質感などの基本要素を一新し、クルマならではの提供価値に磨きがかけられたコンパクトカーです。

MAZDA3(マツダ3) ファストバック 実車フロントビュー(XD L Package 2WD/国内仕様・2021年モデル)
MAZDA3(マツダ3) ファストバック 実車リヤビュー(2019年モデル)

もともと日本では“アクセラ”という名前で販売されていましたが、この2019年発売モデルから、海外での商品名と同じ“MAZDA 3”を名乗ることとなりました。少しややこしくなりますが、“MAZDA 3”としては初代ですが、“アクセラ”として考えると実は4代目となります。

なお、マツダ3にはセダンとファストバックの2種類のボディが用意されていますが、『トミカ』の『No.46 マツダ3』は5ドア・ハッチバックのファストバックを再現しています。

マツダ3のデザインは「Car as Art(アートとしてのクルマ)」というマツダデザインの哲学を追求し、世界で高い評価を受けている“魂動デザイン”をさらに深化させたものです。日本の美意識に基づく「引き算の美学」でクルマのフォルムから不要な要素を削ぎ落し、滑らかなボディの面を走る繊細な光の移ろいによって豊かな生命感を表現、独自の造形を創出していますが、セダンとファストバックとでは表現が異なります。

MAZDA3(マツダ3) セダン 実車リヤビュー(2019年モデル)

セダンは「凛とした伸びやかさ」をテーマとし、伝統的な3ボックスのセダンボディ様式に則ったうえで、水平基調と、前後の伸びやかで優雅なワンモーションの動きにより、落ち着いた大人の品格と優雅さを表現しています。

他方、『トミカ』となっているファストバックは「色気のある塊」をテーマとし、キャラクターラインを廃したボディサイドを流れる「光の移ろい」による生命感の表現と、スピード感のあるルーフと力強いCピラー造形が表現するキャビンとボディが放つ、一つの塊のような存在感で、見る人に独創的で刺激的なライフスタイルを予感させるものとなっています。

MAZDA3(マツダ3) 実車インテリア。

インテリアもまた、「引き算の美学」に基づいて、水平基調と要素を削ぎ落したシンプルな造形により、美しさ、上質感と運転に集中できる心地よい空間という機能性を融合させています。

走行性能については、理想の運転姿勢を「人間が歩いている時の姿勢」と定義し、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両構造技術『SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)』を新開発。

マツダが世界で初めて実用化した独自の燃焼方式“SPCCI”を採用した『SKYACTIV-X』エンジン。

パワートレインはマツダが世界で初めて実用化した独自の燃焼方式“SPCCI(火花点火制御圧縮着火)”を採用した『SKYACTIV-X(スカイアクティブ エックス)』をはじめとするガソリンとディーゼル、4種類の最新SKYACTIVエンジンが用意されています。ユーザーの嗜好に合わせ、街中から郊外、高速道路まで、様々な走行シーンで肩の力を抜いて、意図した通りに運転できるエンジンが選べるようになっています。

『G-ベクタリング コントロール プラス』では、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御が追加された。

さらに新世代車両運動制御技術『SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS(スカイアクティブ ビークル ダイナミクス)』におけるAWD(4WD)車の『G-ベクタリング コントロール プラス (G-Vectoring Control Plus)』では、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御(直接ヨーモーメント制御)を追加して、旋回中のドライバーのハンドル戻し操作に応じて外輪をわずかに制動し、車両を直進状態へ戻すための復元モーメントを与えることで、安定性を向上させています。これにより素早いハンドル操作に対する車両の追従性、挙動の収束性が大幅に改善されています。

また、『G-ベクタリング コントロール』と協調して車両運動性能を向上させる新しいAWD制御を採用、ハンドル操作に応じて旋回時の前後輪へのトルク配分を最適に制御しています。これにより従来以上に安定した滑らかな挙動を実現、高速走行時の車線変更や、雪道など滑りやすい路面環境においても制御しやすく、より安心感の高い動きを実現しています。

『トミカ』の『No.46 マツダ3』は、2019年の『レッド・ドット:ベスト・オブ・ザ・ベスト』賞を受賞するなど世界中で高い評価を受けているマツダ自慢のデザインを雰囲気良く上手に再現しており、日本の『オートカラーアウォード』を受賞した実車に負けぬほど塗装のレベルも上々です。世界で注目されている1台をコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?

■マツダ3 ファストバック20S Proactive(2WD・FF・6EC-AT/2022年モデル)主要諸元(必ずしも『トミカ』と同一規格ではありません)

全長×全幅×全高(mm):4460×1795×1440

ホイールベース(mm):2725

トレッド(前/後・mm) :1570/1580

車両重量(kg):1360

エンジン形式:PE-VPS型直列4気筒DOHC

排気量(cc):1997

最高出力:115kW(156ps)/6000rpm

最大トルク:199Nm(20.3kgm)/4000rpm

トランスミッション:6速AT

サスペンション(前/後):ストラット/トーションビーム

ブレーキ(前/後) :ベンチレーテッドディスク/ディスク

タイヤ:(前後) 215/45R18 89W

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