ル・マン出場回数29回の実績を誇るミスター・ル・マンこと寺田陽次郎氏のドライブによりデモンストレーション走行
マツダ 787Bは4ローターロータリーエンジンを搭載し、1991年のル・マン24時間レースにおいて、日本車初の総合優勝を果たした車両。今回の走行は、優勝から20周年の2011年およびル・マン24時間レース90周年となる節目の2013年以来となり、9年振りにロータリーサウンドをル・マンの地に響かせる。
ル・マンでの優勝から30年を迎えた昨年、マツダはル・マン クラシックにおいてマツダ 787Bの走行を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いイベントが延期となり、走行が叶わなかった。昨年の代替イベントとして開催される今年のル・マン クラシックにおいて、モデルカーブランド「Spark」の協力のもと、グループCレースが開催される7月1日、2日に、ル・マン出場回数29回の実績を誇る、ミスター・ル・マンこと寺田陽次郎氏のドライブによりデモンストレーション走行を行う。
ル・マン クラシックは、今年で99年目を迎えたル・マン24時間レースに過去参戦してきた数々のレース車両が2年に一度集まり、サルトサーキットでの走行を披露する人気イベントだ。時代ごとの各カテゴリーに分かれて約60分で競われるグループCレースは、トヨタトムス85Cやポルシェ962、ジャガーXJR、プジョー905など、耐久レースの歴史に名を残す名車の出場が予定されている。
なお、マツダ 787Bに関する情報は、ル・マン優勝30周年を記念した特設サイトで確認することができる。