スバル・エクシーガはあのEJ20を積んだスポーツミニバンだ!100万円で狙えるカテゴリー別のおすすめ中古車【モーターファンおすすめ中古車】

車が走る写真
スバル・エクシーガ
先日【モーターファンおすすめ中古車】は、連載がスタートして一年となった。そこで今回は、これまでの全33記事の中から100万円で狙える特におすすめの中古車を、ボディタイプ別に紹介する。

【SUV】日産スカイライン クロスオーバー 大排気量エンジンの重厚感と走りの安定感が魅力のSUV

写真は前期型

「スカイライン クロスオーバー」は、クーペとSUVの融合から生まれた、流麗で躍動感のあるデザインを特徴とし、3.7ℓV6自然吸気の「VQ37VHR」エンジンとマニュアルモード付7速オートマチックトランスミッションによる意のままに反応する気持ちのよい加速など、スカイラインとしての優れた運動性能をさらに洗練させながら、高級車にふさわしい、しなやかで上質な乗り心地も実現したモデル。

デザインはグリルからドアミラーまで伸びるフードバルジによる、FRらしいロングノーズとクーペのように流麗なアーチドキャビンが特徴だ。インテリアも優雅で上質なデザインが採用されている。

エンジンはフェアレディZと同じVQ37VHRエンジンを採用し、最大出力330psを発生する。2400〜7000rpmで最大トルクの90%を発揮する力強さと扱いやすさ、高回転(7500rpm)まで軽快に吹け上がる伸びの良さは特筆すべきもの。FRらしい重厚で安定感のある贅沢な走りが楽しめる。ロングツーリングでもストレスなく快適にドライブが堪能できる。

平均中古価格は平均中古価格は110万円。
たとえば100万円以内でも「スカイライン クロスオーバー 370GT 2010年式、走行3万3000kmで車両本体価格76万円」というようなものもある。
大排気量エンジンの重厚な走りが魅力なこのモデルは、特にロングツーリングが多い人におすすめだ。

詳細スペック:2.5GT

全長×全幅×全高(㎜)=4635×1800×1575
ホイールベース(㎜)=2800
エンジン:3.7ℓ V型6気筒DOHC
駆動:FR
最高出力:330ps(243kW)/7000rpm
最大トルク:36.8kgm(361Nm)/5200rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:7AT
車重(kg):1730
新車価格:420万円
※2009年発売当時のスペック

【ミニバン】スバル・エクシーガ 名機と言われるEJ20を積んだスポーツミニバン

写真は前期型

スバル・エクシーガは、“7シーター パノラマ ツーリング”をコンセプトに開発されたスポーツミニバンだ。 スバルが培ってきたワゴン造りのノウハウを活かし、7人までしっかり乗れる高い居住性と開放感 あふれる室内空間を実現。スバル独自の水平対向エンジンレイアウトや、SI-シャシー(SUBARU Intelligent-Chassis)コンセプトによる高い操縦安定性、優れた静粛性、しなやかで上質な乗り心地が魅力だ。全長×全幅×全高=4740mm×1775mm×1660mmと扱いやすいボディサイズでありながら、3列目は決してエマージェンシー用ではなく、充分な室内空間を確保している。

2008年発売当初のエンジンは150psを発生する2.0ℓNAエンジンと、225psを発生する2.0ℓターボエンジンを設定。翌年の2009年には170psを発生する2.5ℓNAエンジンも追加されている。NAエンジンでも必要十分な走りをみせるが、おすすめはやはりEJ20型2.0ℓターボモデル。専用ターボチャージャーを採用しており、コンプレッサー、タービン翼形状の最適化により、特に低速域よりトルクを発生させ、スムーズで力強い加速を楽しむことができる。安定した走りはミニバンというよりスポーツワゴンのような感覚だ。またリヤサスペンションにダブルウィッシュボーン式を採用することで7名乗車時でもしなやかな乗り心地としっかりとした車両安定性を両立している。走りに特化したモデルでも後席の乗り心地が悪くないのもうれしい。

平均中古価格は約48万円。たとえばターボモデルだとNAモデルよりは価格が高いが、
「スクシーガ 2.0 GT 4WD 2008年式、走行4万4000kmで車両本体価格55万円」というようなところが標準的な中古相場だ。
3列目までしっかり乗れて、走りも楽しめるミニバンを求める人におすすめの一台だ。

詳細スペック:2.0GT

全長×全幅×全高(㎜)=4740×1775×1660
ホイールベース(㎜)=2750
エンジン:2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC16バルブICターボ
駆動:フルタイム4WD
最高出力:225ps(165kW)/5600rpm
最大トルク:33.2kgm(326Nm)/4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:5AT
車重(kg):1590
新車価格:78万2500円
※2008年発売当時のスペック

【スポーツ・クーペ】マツダRX-8 いまでも魅力なロータリースポーツ

写真は後期型

マツダRX-8は、2003年登場のロータリーエンジン(RE)を搭載したスポーツクーペだ。スタイリングが非常に特徴的なモデルで、4ドア・4シーターでありながら、スポーツカーとしてのスタイリングを独創的に表現されている。また、ピラーレスの前後観音開きの4ドア、「フリースタイルドア」によって、「より2ドアらしい4ドア」を実現した。後席はそこまで広くなく、長距離乗車には向いていないが、他の2ドアモデルと比べれば使い勝手、居住性は高い。インテリアデザインは「コンフォタブリータイト(心地よい包まれ感)」を基本テーマとし、斬新で上質なスポーツカーテイストに仕上げられている。内外装ともに登場から18年が経った今見ても古臭く感じない。

RX-8の一番の特長はなんといってもロータリーエンジンだ。搭載されるロータリーエンジン「RENESIS」は、軽量、コンパクトながら、ハイパワー仕様では250ps(184kW)の高出力を発揮する。また、コンパクトなロータリーエンジンの特長を活かした車両レイアウトがもたらす操縦性能、自然吸気高性能REによって気持ちの良い加速感を感じることができる。サスペンションは、アドバンスドフロントミッドシップにより可能になったローボンネットを生かすため、フロントに当時新開発のインホイールタイプ・ダブルウィッシュボーン式を、リヤにはロングリンクマルチリンク式を採用。これにより、俊敏な回頭性と優れた安定性を両立させ、マツダの目指す、人と車とが一体となり意のままに操れる楽しさを実現している。

中古の平均価格は約86万円。たとえば「RX-8 スポーツプレステージ 2006年式、走行5万3000kmで車両本体価格69万円」というような中古車がある。

ロータリーエンジン搭載車がこの価格で手に入るとは驚きだ。ただし、燃費は、JC08モード燃費が9.0km/ℓ、実燃費もそれなりなのは、わかって買う必要がある。

詳細スペック:ベースグレード(4AT)

全長×全幅×全高(㎜)=4435×1770×1340
ホイールベース(㎜)=2700
エンジン:1.3ℓ 水冷直列2ローター
駆動:FR
最高出力:210ps(154kW)/7200rpm
最大トルク:22.6kg・m(222N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション:5MT
新車価格:240万円
※2003年発売当時のスペック

今回は100万円で狙える中古車を紹介した。100万円といっても多くの車種があるがその中からぜひ自分にあった性格の一台を見つけていただきたい。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部