マツダCX-5が河川の頼もしい見張り番に変身!

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.52 マツダ CX-5 河川パトロールカー

発売から50年以上、半世紀を超えて支持される国産ダイキャストミニカーのスタンダードである『トミカ』と、自動車メディアとして戦前からの長い歴史を持つ『モーターファン』とのコラボレーションでお届けするトミカと実車の連載オールカタログ。あの『トミカ』の実車はどんなクルマ?
No.52 マツダ CX-5 河川パトロールカー (サスペンション可動・希望小売価格550円・税込)

国土交通省は、国土の総合的かつ体系的な利用、開発および保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、気象業務の発展並びに海上の安全および治安の確保などを担う官庁です。中央省庁等改革の一環として、2001年1月6日に、旧・4省庁(北海道開発庁、国土庁、運輸及び建設省)を母体として設置されました。

この国土交通省は実際に仕事を行なうにあたって、東北、関東、北陸、中部、近畿、中国、四国、九州の8つの地方整備局を置いています(北海道については北海道開発局、沖縄県については内閣府沖縄総合事務局開発建設部が管轄)。そしてこの地方整備局の中でも、地整管轄区域の直轄河川の整備・管理のほか、河川計画、河川整備・管理事業(河川、ダム、海岸)を所管するのが河川部です。そして管轄区域の直轄河川の実際の整備・管理にあたるのが河川事務局になります。一般企業にたとえると、国土交通省が本社、各地方整備局が支社、河川事務所が、営業所のようなものといえるでしょう。

マツダCX-5をベースにした河川パトロールカーの実車。上は湯沢河川国道事務所大曲出張所の車両、下は『トミカ』と近い仕様となっている庄内川河川事務所の車両。それぞれの河川事務所によって様々なスタイルのものがある。(PHOTO:湯沢河川国道事務所大曲出張所/庄内川河川事務所)

この河川事務所の重要な仕事の一つに河川巡視があります。これは日々行なわれている、水門などの河川管理施設の損傷がないか、河川にゴミの投棄や工作物の設置などの不法行為がないかを監視する活動です。地道な作業ですが、安全な河川の維持のためには欠かせない業務となっています。この河川巡視のため、各河川事務所やその下に設置されている出張所には、河川パトロールカーと呼ばれるオレンジ色の車が配置されています。道路を巡視する黄色いパトロールカーがありますが、その河川版になります。

『トミカ』の『No.52 マツダ CX-5 河川パトロールカー』は、この河川パトロールカーをモデル化したものです。河川パトロールカーには様々な車種が使用されていますが、マツダCX-5も全国の河川事務所の河川パトローウカーとして比較的よく見られる車種になります。

マツダ CX-5 2代目KF系 実車フロントビュー(XD L Package)。
マツダ CX-5 2代目KF系 実車リヤビュー(XD L Package)。

マツダのCX-5はマツダが製造販売するクロスオーバーSUVです。初代モデルはマツダの新世代自動車技術“SKYACTIV(スカイアクティブ)”を全面的に採用した初めての車種として2012年にデビューし、現在は2017年にデビューした2代目モデルが現行となっています。この2代目モデルはドライバーだけでなく同乗者も含めた「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」をキーワードに、マツダがもつデザインと技術のすべてを磨き上げ、あらゆる領域で“走る歓び”を深化させたクロスオーバーSUVとなっています。

デザインは「洗練された力強さ」をキーワードに掲げ、“魂動(こどう)-Soul of Motion”のコンセプトをより高い次元へと昇華させることに挑戦。つややかさと精悍さを融合させた外観と、すべての乗員が心地よさを感じられる内装に進化させています。

ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させて横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、4輪への接地荷重を最適化してスムーズで効率的な車両挙動を実現する世界初の車両運動制御技術『G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)』の概要。現在のモデルは『G-Vectoring Control plus(G-ベクタリング コントロール プラス)』へ進化している。

また車両運動制御技術“SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS(スカイアクティブ ビークル ダイナミクス)”の第1弾である『G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)』を搭載するなど、ドライバーの意のままのパフォーマンスフィールと、優れた静粛性や乗り心地など同乗者の快適さを両立する走行性能を実現しています。さらにマツダの国内仕様車として初採用となる、『マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)』による0〜100km/hの間での追従機能など、安全性能やヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)の領域でも大きな進化を果たしています。

マツダCX-5は警察のパトロールカーとしても採用されていた。写真はCX-5の初代モデルの広島県警パトカー仕様。

『トミカ』の『No.52 マツダ CX-5 河川パトロールカー』は、最新の自動車技術で作られたマツダCX-5の現行2代目モデルに、河川パトロールカーならではのルーフ上の警告灯やディスプレイを備えてユニークなスタイリングとなった実車をよく再現しています。マニアックなクルマですが、ちょっと欲しくなりますね。

■マツダCX-5 XD(L package / 4WD)主要諸元(データは市販車の物です。河川パトロールカー仕様ではありません)

全長×全幅×全高(mm):4575×1845×1690

ホイールベース(mm):2700

トレッド(前後・mm) :1595

車両重量(kg):1710

エンジン形式:SH-VPTR型直列4気筒DOHC直噴ターボ・ディーゼル

排気量(cc):2188

最高出力:147kW(200ps)/4000rpm

最大トルク:450Nm(45.9kgm)/2000rpm

トランスミッション:6速AT

サスペンション(前/後):ストラット/マルチリンク

ブレーキ(前/後) :ベンチレーテッドディスク/ディスク

タイヤ:(前後) 225/55R19 99V

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