北米市場限定!VW ゴルフR 20thアニバーサリーエディションが1,800台限定で発売!ハイパフォーマンスAWDの節目の年に登場。

「ゴルフR」がゴルフのハイパフォーマンスAWDモデルとして登場したのは2002年のこと。「R」の誕生から20年を迎える今年、北米市場限定モデル「ゴルフR 20thアニバーサリーエディション」が1,800台限定で今秋より発売されることが決定した。最新のゴルフRをベースとしているが、サンルーフが削除され専用ホイールを装着。ダッシュボードとドアトリムにはVW市販車初の純正カーボンが採用され、ステアリングホイールとシートもよりレーシング仕様にアップデートされている。

フォルクスワーゲン・オブ・アメリカは、北米市場向けに「ゴルフR 20th アニバーサリーエディション」を発表した。このモデルは、2002年に発売されたゴルフR32を皮切りとするゴルフのAWDハイパフォーマンスカーの20周年を記念するモデルとして、限定1,800台が販売される。

ゴルフR 20thアニバーサリーエディションは、フォルクスワーゲンの先進的なMQBシャシーと、315馬力を発揮するEA888 evo4 TSIターボエンジンを採用した最新世代のゴルフRをベースに構成されている。トランスミッションは、6速マニュアルと7速DSGデュアルクラッチオートマチックの2種類が用意されている。

20thアニバーサリーモデルのエクステリアは、ゴルフRをベースにディテールが一部変更され、洗練されたスタイルに仕上げられている。まず、ゴルフRのサンルーフを削除しルーフラインをスリム化。ホイールは、グロスブラックの19インチ大径エストリールホイールに235/35サマーパフォーマンスタイヤを備え、さらにパワフルなサイドビューになった。また、ゴルフR同様、トルクベクトル式全輪駆動システムと先進のDCCアダプティブ・ダンピング・システムが組み合わせられており、どんな走行シーンでも必要なパワーを適切に発揮されるようにチューンナップされている。

20thアニバーサリーエディションのエクステリアカラーは、ラピスブルーメタリック、ディープブラックパール、ピュアホワイトの3色が展開され、各色が数量限定で販売される。さらに、特別仕様車の区別化を図り、トリムディテールが各色によって変更されている。ピュアホワイトとディープブラックでは、ミラーキャップはラピスブルー仕上げ、ラピスブルーではグロスブラック仕上げとされている。フロントバンパー、リアバンパー、フロントフェンダーには、ボディ同色の「R」バッジが装飾され、ひっそりとオーナーの所有欲を満たしてくれるだろう。

インテリアでは、ダッシュパネルとフロントドアトリムに、フォルクスワーゲンの市販車としては初めて純正カーボンファイバーが使用され、パフォーマンスの高さと高揚感を感じさせる。さらに、人間工学を考慮したDシェイプステアリングホイールと、身体をギッチリホールドする本格ハイボルスポーツシートなど、スポーティなキャビンにレーシング要素を感じさせる要素がいくつも散りばめられている。ステアリングホイールとキーフォブには、ブルーカラーの「R」ロゴが配置され、限定仕様であることをさらにアピールさせている。

ゴルフR 20thアニバーサリーエディションの希望小売価格は、MT車が44,940ドル(≒630万円)、7速AT車が45,740ドル(≒641万円)からとなっており、今秋に発売が予定されている。

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