日産はウォーズ社の実施する「Wards 10 Best Engines & Propulsion Systems」にて28年ぶり19度目のトロフィーを獲得した。受賞者は、馬力、トルク、騒音、燃費、比較仕様、新技術の応用など、いくつかの要素に基づいて評価される。今年は、29の新型エンジンや大幅な改良を施したエンジンを対象に、通勤、遠出、用事などの日常生活で使用することを想定したテストが実施された。
日産のVCターボエンジンは、走行シーンに応じて圧縮比をシームレスに変化させ、出力アップや効率アップに最適化することができる。また、新世代XTRONICトランスミッションがエンジンと連動し、加速フィーリングの向上と燃費の低減サポートを行う。
「非常にスムーズで、アイドリング時の音も非常に静かで、渋滞や高速道路での運転も快適です。ありきたりですが、VC-Turboがエンジン内部で行われていることは注目に値します。同じ技術を小排気量3気筒に適用することで、ベストセラーのローグに新規顧客層を獲得しているのです。」とBob Gritzinger審査員は述べている。