横浜ゴムの「Advan Sport V107」、日産「フェアレディZ」に新車装着

横浜ゴムは、日産自動車の新型「フェアレディZ」の新車装着(OE)用タイヤとして「ADVAN Sport V107(アドバン・スポーツ・ブイイチマルナナ)」が納入されたことを発表した。装着タイヤサイズは、245/45R18 96W。

横浜ゴムは、日産自動車の新型「フェアレディZ」の新車装着(OE)用タイヤとして「ADVAN Sport V107(アドバン・スポーツ・ブイイチマルナナ)」が納入されたことを発表した。装着タイヤサイズは、245/45R18 96W。

「ADVAN Sport V107」は横浜ゴムが誇るハイパフォーマンス・ブランド「ADVAN」のウルトラハイパフォーマンスタイヤである。安全性と快適性を高次元でバランスさせた運動性能、ドライ・ウェット性能と操縦安定性が高い評価を集めている。今回、横浜ゴムが新型「フェアレディZ」に納入するタイヤは、高速域での操縦安定性、高い応答性、それらとは本来背反する乗り心地性能の両立など優秀な機能を持ち合わせている。さらに静粛性を向上させるため「SILENTFOAM(サイレントフォーム)」を採用。横浜ゴムのノイズ低減技術の1つとして、タイヤの内側に専用設計のポリウレタンフォームを貼り付け、空洞共鳴音(路面の凹凸により起きるタイヤ振動がタイヤ内の空間で共鳴を引き起こし、サスペンションを通じて車室内で聞こえるタイヤノイズ)を低減し、走行中の車内静粛性に貢献する。

「ADVAN」は高い性能と品質を評価され、世界をリードする高性能プレミアムカーへの新車装着だけでなく、競争の激しいモータースポーツ分野においても長年にわたって採用されている。国内最高峰のツーリングカーレース「2022 AUTOBACS SUPER GT」では、今回新車装着された新型「フェアレディZ」をベースに開発された「Nissan Z GT500」にて、GT500クラスに参戦中のKONDO RACINGの「リアライズコーポレーション ADVAN Z」にも、横浜ゴムから専用レーシングタイヤが供給されている。

「フェアレディZ」は世界中のファンに愛され、これまでに世界で180万台以上の販売を誇るスポーツカーだ。新型「フェアレディZ」は歴代の「Z」へのオマージュを感じさせるデザインをまといながら、最高出力405PS、最大トルク475Nmの新開発3リッターV6ツインターボエンジンを搭載する、「他のやらぬことをやる」という日産自動車のDNAを象徴するモデルである。

横浜ゴムは中期経営計画「Yokohama Transformation 2023」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げ、「ADVAN」および「GEOLANDAR」の新車装着拡大に取り組んでいる。2022年には「ADVAN Sport V107」と高性能ストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09」を発売し、「ADVAN」ブランドの市販用タイヤ販売も強化している。

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