トヨタが新スポーツ「スペースサッカー」を「世界ゆるスポーツ協会」と共同開発。いったいどんなスポーツ?

トヨタ自動車は、給電車で社会を変える「電気が動くとできること」プロジェクトを始動。第一弾として、世界ゆるスポーツ協会と新スポーツ「SPACE SOCCAR(スペース サッカー」を共同開発した。いったいどんなスポーツなのだろうか?

世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツ。「RAV4 PHV」2台を使って給電!

トヨタ自動車は、給電車で社会を変える「電気が動くとできること」プロジェクトを始動。第一弾として、一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会(以下、世界ゆるスポーツ協会)と、クルマの給電機能を活用した新スポーツ『SPACE SOCCAR(スペース サッカー)』を共同開発した。スペース サッカーとはいったいどんなスポーツなのだろうか?

トヨタは、クルマから電気を取り出せる給電車によって、もっと暮らしの可能性を広げたいという思いから、さまざまな課題と向き合う方々と共に取り組む「#電気が動くとできること」プロジェクトを始動さた。その第一弾は、だれでも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすスポーツクリエイター集団「世界ゆるスポーツ協会」と共同開発した、心と身体の運動不足を改善するスポーツ「スペース サッカー」だという。

「スペース サッカー」は宇宙船に⾒⽴てたクルマからの電気をエネルギーとして、椅⼦に座ってボールを蹴り、惑星に⾒⽴てた相⼿ゴールを狙います。体⼒差も、年齢差も、電気のチカラで少なくでき、世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツ。クルマを活⽤した新競技であることから、サッカー(SOCCER)の名前にCARの字があてられている。

1 台で1500W給電できる「RAV4 PHV」2台を使って合計2158Wの電力を賄う。

開発の背景には、この2年間で、⾼齢者の体⼒・運動能⼒は3%落ちている。という調査結果

毎年ゆるやかに上昇していた⾼齢者の体⼒・運動能⼒。ところがコロナ禍で、その傾向が⼀変。⻑期間にわたる移動や外出の⾃粛などにより活動の機会が失われ、⾼齢者の⾝体機能が全国的に急低下している可能性がある。
また、運動時間が減った⼈ほど、趣味や娯楽への参加も減っていると⾔われている。社会との交流を⼀度失った⾼齢者にとって、新たな活動を⾃⼒で取り戻すのは、若い世代より難しいかもしれない。⾼齢者が疎外されず、誰もが楽しく⼼と⾝体を動かせる、そんな場づくりが期待されている。こうした背景から、⼼と⾝体の運動不⾜を改善するスポーツ「スペース サッカー」は開発された。

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