ACD 013 アイデアスケッチの描き方『スリークォータービューVol.2』が公開された。
今回は前回012で準備した立体的な下絵に『着色』を行うとのこと。そのポイントとなるのは二点だそうで、一点めは「立体形状をわかりやすく表現する」ということ。
そして2点めは「デザインのテーマ・コンセプトを理解し表現する」つまり、デザインの意図を表現する必要があるということだ。当然ながら、クルマを開発するための元のスケッチとなるのでコンセプトが明確に表現されていないといけない、ということだ。
また、今後の予定として元トヨタ自動車デザイン部の木村徹さんにインタビューを計画中。このインタビューには山下さんからの招待を受け、カースタイリング誌(株式会社三栄)の元編集長の松永(当記事編集担当)も参加予定だ。
山下敏男氏の手がけたモデル なんといっても注目は、1989年に発表された4代目フェアレディZ(Z32)。直列6気筒エンジンを離れ、V6エンジンを搭載するという初のフェアレディZ。ロングノーズないスポーツカーにフェアレディZらしさを見事に表現した名車である。