えっ1000円ちょっとで!? 七色に! そして流れる!? 最新車内イルミ事情

Kashimura『流れるレインボーイルミ アプリコントロール(実勢価格:3498円前後)』
外装よりも、専ら内装でその種類を増す灯火用品。その最新のスタイルをここで確認! 遊び心に満ちた仕掛けで、ながーい間、楽しめそう!

要所を彩るスポット灯の魅力

長さにして30cmのLEDチューブには、高輝度フルカラーLEDを20個内蔵し、専用のアプリから色味はもちろん、光らせ方まで自在にコントロールできる。

場所を取らずに長寿命で、なおかつレイアウトの自由度も高いともなれば、これまでにない形態の商品が出てきて当然だろう。LEDを使ったユニークな灯火用品は着々とその数を増やしている。ヘッドライトを始めとする外装よりも、より注目すべきは内装用かもしれない。外装はルール規制が厳しいのに対し、内装用はその範疇外となる場合が多いためだ。

こちらは、Kashimura『USBコンパクト アンビエントライト 1.2m(実勢価格:1298円)。パネルプッシュで点灯/消灯を操作する仕組みだ。

何より、手軽なカラーチェンジができる点こそ、用品としての旨みと言える。外装用でも特にフォグランプで白と黄色の切り替えが一般的になりつつあるものの、LEDが持つカラーチェンジの自由度はそれだけに留まらない。

オンオフだけでなく、流れるような点灯パターンを手軽に演出できるのもLEDの強みだ。チューブ上にLEDを配したアクセサリーなら、ちょっとした内装のすき間で色鮮やかな光の演出が可能になる。色合いを細かく調整できる点も見所ながら、なにより次々と色合いを変えるレインボーカラー設定こそ目新しい。主だったコントロールはスマホのアプリで行なえることもミソだろう。専用端末が不要になるために価格も手頃で済み、スマホゆえのタッチパネルコントロールで精密な調整も思うまま。スマホに内蔵した音源に合わせたリズミカルな発光演出もできるなど、使い方次第ではかなり遊べるものになる。

これがよりシンプルな機構なら、もっと手軽兼手頃なものとなる。アンビエントライトとなるUSB給電かつパネルプッシュのシンプル品であれば、1000円ちょっとでライト増設も思うがまま。七色の切り替えも楽しめる。

それこそ自宅でも、間接照明を始めとするムードライトが一般的になってきたように、車内でのくつろぎ空間も既存の形とは違ったっていい。配線はUSBによる給電が一般的であり、軽量で済むLEDライトなだけに固定もテープ貼り付けで充分こと足りる。アイデア次第で、色んな楽しみ方を取れるのも魅力だ。

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