「Nissan Z GT4」が米国最大級のトレードショー「SEMAショー」で公開!ダイナミックな走りで450PS/600Nmを発揮!

日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、米国で開催されている世界最大級のアフターパーツトレードショー「SEMAショー」において、フェアレディZをベースとしたレース車両「Nissan Z GT4」を一般公開した。そのルックスは、専用のボディグラフィックとウィングを備え、よりアグレッシブなレースカーに仕上げられている。エンジンはVR30DDTT型を搭載し、450PS/600Nmを発揮する。Nissan Z GT4は、3,320万円からレース専用車として2023年中旬から受注を開始する。

今回、SEMAショーで一般向けに初公開された「Nissan Z GT4」は、日産/NISMOのヘリテージとモダンさを融合した特別なカラーリングが採用されている。70年代のレーシングカーを想起させるボンネットデザインには、日産のゼッケンナンバー「23」が配置されている。

ボディカラーはフロントからリアに向かって日産/ NISMOのアイコニックな赤から黒にグラデーション変化し、リヤクオーターパネルにはかつての「240Z」や「フェアレディZ」のエンブレムをモダンにデザインし直した新しい「Z」のロゴがあしらわれている。

NMCのNISMO Racing事業部は、日本及びアメリカでのテストや実戦走行を重ね、プロからアマチュアドライバーまで幅広いレベルのドライバーにZらしいダイナミックな走りを楽しんでもらうことを重視し、Nissan Z GT4の開発を進めてきた。

同車のデビューイヤーとなる2023年シーズンは、アメリカで開催される「SRO Pirelli GT4アメリカシリーズ」と、日本の「スーパー耐久シリーズ」に参戦を予定するパイロットカスタマーチームに車両が供給され、NISMOがサーキットでのテクニカルサポートを担当する。また、参戦予定のチームや一般顧客向けには2023年半ばより受注が開始され、2024年シーズンから順次車両が供給される予定。車両価格は、3,320万円から。

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