2022年10月の北米スバルの販売台数は4万8568台。2021年10月(36,817台)と比較して31.9%増加した。また、累計販売台数は44万9683台となり、前年同期比10%減となった。スバルは、世界中の自動車メーカーに影響を及ぼしている半導体とサプライチェーンの問題の結果として、在庫の課題に依然として直面し続けている。
スバル オブ アメリカ のトーマス・J・ドール社長兼CEOは、
「10月のスバル販売店は、前年同期の販売台数を大幅に上回る好調な結果を残すことができました」
と述べた。
10月の販売台数では、クロストレックが1万3635台、2021年同期比28.74%増でトップ。フォレスターは2021年10月と比較して148.01%増、アウトバックは40.29%増となった。これまでのところ、アセントは5.77パーセントの増加、BRZは263パーセントの増加を記録している。やはりモデル末期(次期モデルがワールドプレミアされている)にもかかわらず販売が絶好調のクロストレックがセールスを牽引しているのが光る。
スバル北米2022年10月販売台数
モデル名 | 2022年10月 | 前年同月比 | 2022年1-10月 | 前年同期比 |
Ascent | 5,029台 | -3.7% | 5万1,051台 | +5.7% |
BRZ | 278台 | +1,058.3% | 2,708台 | +263% |
クロストレック | 13,635台 | +28.7% | 12万8,979台 | +15.5% |
フォレスター | 11,954台 | +148.0% | 9万1,359台 | -33.4% |
インプレッサ | 2,861台 | -18.5% | 2万5,490台 | -3.2% |
レガシィ | 1,155台 | -12.2% | 1万8,314台 | -8.5% |
アウトバック | 1万1,992台 | +40.3% | 11万7,396台 | -10.7% |
WRX/STI | 1,664台 | -40.3% | 1万4,386台 | -40.1% |
TOTAL | 4万8,568台 | +31.9% | 44万9,683台 | -10.0% |
11月17日(日本時間18日)のLA AUTOSHOW(ロサンゼルス・モーターショー)で次期インプレッサもワールドプレミアされる。半導体とサプライチェーンの問題さえクリアできれば、今後のスバルの反攻は約束されたようなものかもしれない。
“業界全体でサプライチェーンの課題が続いているにもかかわらず、10月はスバルにとって好調な月となり、2021年10月の販売実績を上回りました。”と、ジェフ・ウォルターズ販売担当上級副社長はコメントしている。
“ホリデーシーズンに向けて、自動車購入者が家族向けと冒険向けの両方の車を探しているため、今後も需要の強さが期待できます”