ブリヂストンは、2020 年からの第三の創業においても、ビジョンとして掲げるサステナブルカンパニーの実現に向けて、技術、ビジネスモデル、デザインにおけるイノベーションを通じて、新たな社会価値・顧客価値の創造に取り組んでいる。
今後、ブリヂストンは、デザインにおけるイノベーションを通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Ease より安心で心地よいモビリティライフを支えること」、「Energy カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支えること」にコミットしていく。
2022年度グッドデザイン賞 受賞対象
■１．乗用車・SUV/4×4 用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3」
「BLIZZAK VRX3」は、冬道における様々な運転シーンにおいて安心・安全を足元から支えることを目指して開発されたプレミアムスタッドレスタイヤ。
ブリヂストンのスタッドレスタイヤを支える独自技術である「発泡ゴム」を新たな発想で進化させた「フレキシブル発泡ゴム」と新トレッドパターンを採用することで、従来品「BLIZZAK VRX2」の全方位型の大きな性能円はそのままに、従来品対比氷上でのブレーキ性能 20%向上という高い氷上性能を実現している。
さらに、冬の路面に対する効きを視覚的にも表したサイドデザインで、冬という季節を楽しむ躍動感と従来品からの進化を表現。機能面と外観面から、冬道のあらゆる場面で高い安心感を持って運転してもらえるデザインとなっている。
■2．オンロードプレミアム SUV 専用コンフォートタイヤ「ALENZA LX100」
「ALENZA」ブランドは、ブリヂストンのオンロードプレミアム SUV 専用タイヤブランドであり、「ALENZA LX100」はその中でも静粛性や乗り心地といったコンフォート性能に特化した商品である。
トレッドパタンデザインに「シークレットグルーブ」や「3D ノイズ抑制グルーブ」などの消音機能を持った特殊な溝形状を採用することで静粛性能を体現し、新品時だけでなく摩耗後もノイズを抑制。また、SUV 専用チューニングの断面形状デザインにより、高荷重での車両のふらつきを低減し、プレミアム SUV に求められる高い静粛性と快適性を実現した。
■3．乗用車用低燃費タイヤ「ECOPIA NH200」
「ECOPIA」ブランドは、モビリティを通じて持続可能な社会を実現し支えることを目指すブリヂストンの低燃費タイヤブランド。進化を続けるクルマを足元から支え、車がもともと持っている性能をしっかりと発揮させるブリヂストンのスタンダードタイヤと位置付けられている。
その中でも「ECOPIA NH200」シリーズは、近年、クルマの性能向上に伴い進化する新車装着タイヤと同じく、クルマの性能を最大限引き出すために進化した新しい「ECOPIA」である。タイヤが転がる際に発生するエネルギーロスを低減する「エコテクノロジー構造」を採用し、転がり抵抗を従来品｢ECOPIANH100｣対比 11%低減を実現。
また、新パタンとブリヂストン独自技術の「ULTIMAT EYE（アルティメット アイ）」を活用し、接地圧を均等にすることで高い耐偏摩耗性を実現し、長持ちするウェット性能を持ち合わせている。
■4．乗用車タイヤのサブスクリプションサービス「Mobox」
「Mobox（モボックス）」はタイヤとメンテナンスを一括して月額定額にて利用できるサブスクリプションサービス。消費者のモビリティやクルマに対する意識、また購買行動の変化・多様化に対応し、ブリヂストンのタイヤとブリヂストンクオリティの手厚いメンテナンス、さらにパンク補償をセットが提供され、より安心・安全で利便性の高いタイヤ購買ができるようになる。
タイヤを適切に管理することで、顧客の安心・安全な移動を支えるだけでなく、長い期間の利用や資源生産性の向上に貢献するとともに、適正空気圧を保つことで燃費悪化を抑制し CO₂排出量の削減にもつなげられる。