AI利活用フレームワークを用いて製造された横浜ゴム製タイヤ「GEOLANDAR」がSUBARUの新型SUV「クロストレック」に新車装着。

横浜ゴムは、SUBARUが2022年9月に国内仕様として公開した新型クロスオーバーSUV「CROSSTREK(クロストレック)」の新車装着(OE)用タイヤとして、「GEOLANDAR G91(ジオランダー・ジーキュウイチ)」の納入を開始した。

「GEOLANDAR G91」は、SUV用タイヤならではのユーティリティ性能に加え、都市型クロスオーバーや中・小型SUVに求められる低燃費性能、安全性能、快適性能を兼ね備えたタイヤだ。今回新型「CROSSTREK」に装着された「GEOLANDAR G91」は、高剛性カーカスの採用により「CROSSTREK」にふさわしい軽快な操縦安定性を発揮。さらに、タイヤの軽量化と走行時の空気抵抗抑制に寄与するフラットサイドデザインの採用により、低燃費性能も高いレベルで実現している。

本タイヤの開発ではパターン、プロファイル、タイヤ構造は車両特性に合わせた専用チューニングが施されたほか、AIによる膨大なデータ処理能力に加え、人間特有のひらめき・発想力を則って新たな発見を促しデジタル革新を目指す、横浜ゴム独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab※1(ハイコラボ)」が活用され、進化計算(遺伝的アルゴリズム)により最適なピッチ配列が実現されている。

現実データとシミュレーションによる仮想データを生成・収集し、AIで予測・分析・探索することで得られた新たな知見が、本製品の技術開発の革新に活かされている。
※1 Humans and AI collaborate for digital innovationをもとにした造語

「GEOLANDAR」は横浜ゴムがグローバルで展開しているSUV・ピックアップトラック向けタイヤブランドで、ニーズの多様化が進むSUV市場に対応するため、横浜ゴムにより商品ラインアップ拡充が加速されている。

「HAICoLab」の概念図

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