モータースポーツの英才教育!? 若くして、スパルコ ユーザーに!

Sparco Kids『ショルダーパッド for ベビー/ジュニア(1980円/2640円)』
レースイメージが根強い著名ブランドの名前を冠したカーギアが増えている。それはドライバーのみならず、同乗の、しかも子ども用にまで広がりつつある。

シートベルトもスパルコに!?

ジュニア用は、3点式シートベルトに巻き付けるように使用する。固定は面ファスナーのみでカンタン。クッション材が入り、肌触りも考慮される。

ハンドルカバーやフロアマットにシートクッションまで、往年のスポーツブランドによるアクセサリー進出が顕著だ。若い時分に親しんだブランドへの思い入れは、形こそ変わってもやはり根強い。かつては憧れの対象だったその名前が、アクセサリーなら手頃な価格で手に入るのだから、当時の熱が再び蘇った!なんて話もよく聞くところである。

とりわけSPARCOとMOMOというスポーツハンドルゆえの世界ブランドが、日本市場におけるカーアクセサリーの二大巨頭と言えるだろう。売れ行きの好調さもあってか、各ブランドともに、ここ数年でそのラインアップを大きく拡大中だ。

そして、ここに来てさらに新展開を見せるのがSPARCOである。ドライバー用・パッセンジャー用に続き、さらには小児、そして幼児向けまで、その適用範囲を拡大中だ。小児用は3点式シートベルトのパッド兼仮眠枕として、幼児用はチャイルドシートのハーネスに巻く2個1セット品として、この秋、それぞれをラインアップに追加した。

ベビー用は、チャイルドシートの固定ベルトに装着可能な小型タイプ。約15.3×7.5×2.5cmの2個組みだ。

両品ともに、ベルトやハーネスに巻き付けるだけと、装着にあたっての難しさは当然ない。ただ小さな子どもの肌に直接触れるものだけに、素材はよりソフトに仕上げられており、パッドには中綿が入れられてクッション性を保つほか、こすれにも強いタフ素材となっている。脱着もまた容易なため、汚れたあとは気軽に取り外して洗うこともできるなど、使用にあたっての気遣いは念入りだ。

最近ではゲーミングチェアにも手を広げており、SPARCOの名は世代の垣根を越えて広がりつつある。当然その先にはスーツやグローブにシューズといった本格レーシングギアから、ホイールやシートといったスポーツパーツもあるため、間口の広がりのみならず奥行きも深まるだろう。それこそ、小児や幼児の頃から愛用していれば、モータースポーツの英才教育になるかもしれない!?

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