カーケア上級者向け!? 総額1万円以下で始める「憧れのポリッシャー」スターターガイド

ProStaff『シャインポリッシュ AC100V(実勢価格:6048円)』。家庭用コンセントから電源を取ることができる軽量コンパクトタイプで、低振動・低騒音が特長となる。
カーケアを極めようという人にとって、ポリッシャー掛けは最終ステップだろう。作業自体はもちろん自己所有のハードルも高い。狙うなら、まずはこんな入門用をオススメだ。

下地磨きにもワックス掛けにも、共に有効!

ポリッシャー用に開発された専用ワックスとバフセットを合わせて買っても、総額は8000円程度。初心者向けのビギナーセットにうってつけだ。

そこそこの洗車好きでも、ポリッシャーの使用には二の足を踏みがち。圧力を掛けた磨き作業は強力な整地効果を発揮する反面、やり過ぎると塗装そのものを傷めるおそれがある。プロ御用達のパワーツールながら、熟練のプロでさえ、用途によってアタッチメントはもちろん、本体も使い分ける慎重な作業が必要になる。アマチュアがうかつに手を出しにくいのは確かだ。

結果、手作業主体となりがちだが、それはそれでリスクもある。スポット的な狭い範囲に限った作業であっても、何度も強く磨きを掛ければその攻撃力は塗装に達する。たとえそうならなくても、ミクロで見ればどうしたって凹凸は残りがち。質の高いツヤは、フラットな被膜あってのものであり、加減を間違えれば作業後の凹凸がくすみとなって残るリスクもあるわけだ。

やはり、作業の仕上がりで言えば、ポリッシャーの使用は有効だ。幸いにして、ビギナーにも入りやすい手頃な用品もある。

専用液剤&仕上げバフのセットでポリッシュ効果を手軽に体験!

写真右側のフロンドドアが未施工、左側のリヤドアのみ施工して比較検証。くすみがとれ、光沢具合の深みも随分と変わることが確認できた。

ここで紹介するものもそのひとつだ。軽量コンパクトなポリッシャーは、振動も騒音も控えめで、入門用としてうってつけ。家庭用電源にて使うことができ、電源コードも10mと充分以上の長さをもつ。自宅から作業場所までコードを引っ張るようなケースも想定済で、使い手を選ばず間口を広げたカジュアル設定になる。

セットで使いやすいよう、ポリッシャー用のワックス、そしてバフセットが別途用意されている点にも注目。前者は、洗浄成分とコンパウンドの両方をあらかじめ処方されてあり、ワックス成分も入る贅沢仕様。最終目的は深いツヤを出すことにあるため、エントリー用としてもすぐに結果を得やすい。後者のバフセットは、ワックス掛け用に2枚、仕上げ用に1枚を同梱。使い分けによる管理もこれで行ないやすくなる。

3点をまとめて買っても、実勢価格は8000円程度。ポリッシャー入門用として、まさにうってつけのキット品とも言えるだろう。

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