シートカバーといえば、純正シートに簡単に被せるものからすっぽりと覆うものまで実に色々なラインアップが存在する。ガラッと内装の雰囲気を変えることができることで注目が集まっていたが、いま求められるその役目は変わりつつある。そんなシートカバーを大切に使うために知っておきたいメンテナンス方法をレクチャーします。
素材の違いで異なるメンテナンス方法
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(1)天然本革
使い込むことで身体に馴染んでくるのが本革の良いところ。しかし一番の敵は水分。専用のクリーナでメンテすれば質感が長く続く。
メラミン系スポンジを使うのも裏技。シートについてしまった頑固な汚れはこれで落とせる。覚えておきたい。
専用クリーナーをウェスに吹き付け、軽くこする感じで汚れを落としていく。マメな手入れが長持ちのコツ。
(2)合成皮革(PVCレザーなど)
汚れに強い特徴を持つのが合成皮革。水拭きや中性洗剤を薄めたぬるま湯を使えば、カバーについた汚れを簡単に落とすことができる。
濡らしたクロスや洗剤を薄めた洗浄液を使って汚れを拭き取っていく。この際力を入れてこするのはNG。
汚れを落としたら、乾いたクロス等で乾拭きするのを忘れずに。サッと拭き取っていくだけで仕上がる。
(3)人工皮革(起毛系)
ている素材の場合は、その面に汚れが入り込む場合が多い。その際はブラシ等を使って掃除するのが効果的な方法だ。
生地と生地縫い合わせた境目にゴミが溜まりやすい。歯ブラシを使って入り込んだゴミを掻き出そう。
目に見えないゴミやホコリをキャッチするのが粘着テープ。コロコロと転がせば汚れを取ることができる。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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