ホンダ・STEP WGN
ノア&ヴォクシーの真っ向ライバルである、ステップワゴンもワールドプレミアとしてその概要が発表された。取材する機会を得たので、早速実車についてレポートをお届けしよう。原点回帰なコンセプトとスタイルで、箱形ミニバンの元祖としての本領が発揮されている！
AIRとSPADAどこが違うの？ スタイル別ディテールチェック！
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シンプルでクリーンなスタイルに、メッキパーツなどを効果的に配置【STEP WGN AIR】
クロームオーナメントを携えたダークグリルなど、基本骨格をベースに最小限のディテールで表現されたシンプル＆クリーンなエクステリアだ。精悍で親しみのあるヘッドライトまわりのデザインや、効果的なメッキパーツの配置など綿密にチューニングが施され、“表面のディテールではなくカタマリで表現”されている。
明るく暖かみのあるグレーと落ち着いた雰囲気のブラック内装を用意。インパネやドア部の表皮には撥水加工が施された生地を使用する。ホイールは両車とも16インチを履く。
大胆かつ品格あふれるスタイルと高級感あふれる内装の組み合わせ【STEP WGN SPADA】
ダーククロームグリルや同じく、ダーククロームモールディングをあしらった「SPADA」のエクステリアは、大胆かつ品格を表現した緻密なディテールによるクールなコーディネイトを特徴とする。リアバンパー下端を10㎜下げ、低さを強調。リフレクターをリアコンビランプの中に入れ、機能を集約することですっきりとした上質なリアビューとなった。
合皮をふんだんに使用した高級感のあるブラック内装を採用。フルフラットオットマン機能を備えた2列目キャプテンシートは前後ロングスライドのみならず、右側75㎜・左側115㎜の中寄せスライドも可能だ。
実用性能にもこだわり抜いたインテリア。AV&ナビも充実した機能とラインアップ
黒を基調とした「SPADA」のコクピットに対し、「AIR」は親しみの感じられる彩りだ。機能的なセンタークラスターがデザインされたコクピットは、Aピラーのデザインやボンネットフードの見え方などで広い視野角と車両感覚のつかみやすさなどを改良。助手席前の大きなBOXやトレーといった豊富な収納など、役立つアメニティがずい所に設置されている。
STEP WGN SPADA
STEP WGN AIR
AV&ナビも充実している。11.4インチ大画面と使いやすいハードキーを採用した新型の「Honda CONNECTナビ」を採用。送風口を遮らないよう画面が上部に可動し、各スロット口が現れるユニークなギミックが図られた。リア席モニターは最大級の15.6インチ高精細フルHDディスプレーを採用した。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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