積載量や乗車人数などで走行条件が大きく変わるハイエースは、ダンパーこそ重要な存在だ!

アゲるならダンパーも変えるべし! ゲンブのリフトアップ専用ダンパーが優秀すぎた【車高をアゲてもサゲても快適に! ハイエース・足まわり解体新書】

話題のアウトドア系も正当派ローダウンも、足まわりをカスタムするのは変わらない。そこで、リフトアップ&ローダウンの実例から、初心者がやってしまいがちなNGセッティング、さらに注目のサスペンションパーツまでじっくり紹介していくぞ! ハイエースの足まわりは、これでカンペキ!!

専用の減衰特性で路面をつかむ!

【Genb/Crowd Walker PRO ハイパフォーマンスダンパーPRO リフトアップ専用】

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乗り心地やハンドリングを自分好みに仕上げいくために欠かせないキーアイテムは、ストローク特性を支配するダンパーだ。とくに積載量や乗車人数などで走行条件が大きく変わるハイエースの場合は、減衰力調整機構が備わったダンパーで走りの適応力が格段に増していく。

さて、ハイエースの人気ダンパーといえば、人馬一体のフットワーク構築を目指してナロー、ワイド別にセットアップされたゲンブのハイパフォーマンスダンパーシリーズ。これまではローダウン向けモデルのみの展開だったが、オフ系タイヤでバネ下重量が増すリフトアップもダンパー最適化は命題となるため、ついに専用ダンパーが生み出された。

なお、単純にリフトアップへ適合させるだけならブラケットのサイズ変更だけでOKとなるところ、ゲンブは車高をアゲたことで高まるロールスピードや余裕あるストロークへ最適化させるため、減衰力特性を新規セッティング。もちろん、ダンパーへの要求値が異なるナロー、ワイド別で最適化図ったラインアップだ。

ブロック投入ではダンパーのストローク影響が生じないローダウンと異なり、シャックル交換でアゲれば伸び側ストロークが減少していくことも踏まえて全長調整式構造のみとした、リフトアップ専用のハイパフォーマンスダンパープロ。リニアに減衰力が立ち上げられる単筒式、イージーにセットアップできてワイドレンジな特性変化を味わえる10段階の減衰力調整機構など、基本設計の確かさはローダウン専用モデルで実証されているので、ワイルドスタイルにふさわしい走りの頼もしさを引き出すなら、迷うことなく愛車へコイツを投入していきたい。

ダンパープロ(リフトアップ専用)
●対応:標準ボディ、ワイドボディ
●車高:1.5~2.0インチアップ向け
●価格:16万2800円

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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