【自動車盗難防止装置】車両盗難&車上荒らしには、セキュリティのハイブリッド装着が有効です!

CANインベーダー対策とは? カーセキュリティのプロ「エムズスピード」に聞いた、愛車を窃盗団から守るための近道【最新カーセキュリティ構築術 #002】

車両盗難の現状やその手口の次に知りたい具体的なセキュリティ術。デジタル化が進む窃盗犯の手口に対する防御方法をセキュリティのプロに伝授してもらったので参考にしてほしい。

まずは盗難の手口を理解し自分に必要な対策法を選ぶこと

頻発する車両盗難や車上荒らしに対処するための方法を、セキュリティ装着歴30年のプロ、エムズスピード・セキュリティ事業部の大石さんに教えてもらった。「まずは、自分の車が狙われているとして、窃盗犯ならどんな車から狙うか、どんな手口で狙うかを知ることが大切です。狙われているのは、新しい車種で人気の高い車種。レクサスLXやRX、ランクルやプラド、ハイエースなど、日本国内だけでなく世界的に人気の車種が多く、ほとんどがトヨタ車となっています。しかもそれらの車種はCAN通信などデジタル化が進んでいますので、車両盗難の手口もどんどんデジタル化が進行しています。

最近の窃盗犯は、駐車場の状況(家のそばかそうでないか)や車種(最新車種かそうでないか)によって、下見をしてリレーアタックでいくのかCANインベーダーでいくのか選択します。車両盗難の手口は、ほぼこの2つ(コードグラバーは新しい車種に対応していない場合が多い)と考えられるので、対応策も絞り込めます。リレーアタックはスマートキーの電波を悪用して、ドアロックを解錠しエンジンを掛けて乗り逃げするもの。CANインベーダーは、スマートキーの電波を悪用できない場合などに、車両のCAN(コントローラーエリアネットワーク)に侵入(接続)し、ドアロックを解錠しエンジンを掛けて乗り逃げするもの。手法は異なりますが、どちらも車両側は通常の解錠でエンジンスタートしたという状態となるので、純正イモビなどは機能せずに乗り逃げできるわけです。

車上荒らしの場合は、車内の荷物が目的なので、ガラスを割ったりとか荒っぽい手口も見られます。次はこういう窃盗犯に対してどういう防御策が有効なのかを考えてみましょう」。

自分が求める機能は何なのか明確にすれば対処法も決まる

車両盗難に関しては大きく分けて2つの手法で行われていることがわかった。その上で愛車を守るためにどんな機能が欲しいかを明確にすれば、おのずと選ぶセキュリティが決まってくる。

「まずはお客様にも勉強してもらって、盗難手口を理解してもらいます。そうすることで、自分の愛車、駐車環境に対して何が必要な機能なのかがわかってきます。選ぶアイテムが絞り込めてくれば、コストも抑えられて、確実なセキュリティを構築できます。

最近では、SNSなどで自分の愛車の盗難率が高いと知り、慌ててセキュリティを装着される方も多いのですが、たくさんの機能を満載しているのに肝心な機能を備えずに盗まれる方も多いようです。自分の車が狙われているとして、窃盗犯ならどんな車から狙うか、どんな手口で狙うかを知ることが大切。同じ車種で1台はセキュリティが付いていそう、もう1台は何も対策してなさそう。となれば後者から狙うに違いありません。

窃盗犯はややこしい作業をせずに、素早く盗みたいはずですから、まずはセキュリティ装着車であることを示す光モノ『スキャナー』の装着をオススメします。例えスキャナーだけであっても犯人に警戒心を抱かせ、盗むのをためらわせれば、十分な防犯効果といえます。

人気車種の場合は、スキャナーが付いていたとしても盗みに来るかもしれません。そんな場合はどうするか? 車両接近や侵入に対してサイレンを鳴らすセキュリティが有効ですが、バッテリーを外されると無効化されてしまう。そこでバッテリーにアクセスできなくするガードパネルなどの装着がオススメです。ハンドルロックなども含め物理的にロックしてしまうアイテムは、視覚的効果とともに時間を稼げて価格も安いので、基本的な防御対策になります。

さらにクルマを乗り逃げされないためには、エンジンをかからなくするイモビライザーが効果的ですが、リレーアタックやCANインベーダーなどでエンジンをかけられた場合、異常作動と認められないため純正のイモビは作動しません。そんな最新のデジタル盗難に対しては、こちらもデジタル的にエンジンを掛からなくするイモビが有効。オーサーアラームのIGLAなら、リレーアタックやCANインベーダーなどで車内に侵入され、エンジンをかけられても、シフトチェンジをした途端にエンジンがストップします。このデジタルイモビの効果は絶大で、車両盗難には至らず盗難未遂となった事案がすでに数件確認されています。ただしデジタルイモビは、車内の荷物などを狙う車上荒らしにはあまり効果がないので、各種センサーやサイレンを装備するセキュリティやセキュリティ連動のドラレコなどと組み合わせて防御するハイブリッドセキュリティを構築して、万全の対策を施すことが重要です」。

対策(1)セキュリティ装着をアピールして窃盗犯に警戒心を抱かせる

対策(2)重要な部分をガードして物理的に操作させなくする

対策(3)デジタル窃盗犯にはデジタルイモビライザーで対抗

対策(4)車上荒らしにはセンサーやサイレン搭載のセキュリティで

対策(5)車両盗難&車上荒らしにはセキュリティのハイブリッド装着

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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