荷台はハイラックス、サイドドアは観音開き、フェンダーは片側30㎝!! NATS/日本自動車大学校のアルファードがすごい!【東京オートサロン2023】

脅威の全長6.7m超え! ワンオフ技満載の世界初アルファードトラック|TAS2023

会場でも一際異彩を放っていたこのアルファードは、毎年驚きのクルマでオートサロンを賑わせてくれる日本自動車大学校の学生の皆さんが、14人がかりで約半年かけ手がけたもの!

ゆくゆくは車検を取得し、公道走行を!

誰が見てもアッと驚くクルマを作りたかったと、前期アルファードにハイラックスの荷台をドッキングさせた1台で、目指したのは、アメリカの広大な大地が似合う大型のデューリーピックアップトラックという。

アルファードのリア側を大胆にカットし、現行ハイラックスの荷台を純正からさらに延長(!)したうえ接続。片側30㎝の鉄板フェンダー内には、デューリートラックの特徴という、ダブルタイヤを意識した超極太タイヤをインストール。履かせるホイールのインセットは、なんとの-72!

ご存じの通りアルファードは本来スライドドアだが、ヒンジ等を交換加工し観音開きのスイングドアに変更と、どうせやるなら誰も真似できないことをと各部を大胆加工。学生さんならではの、自由な発想が遺憾なく発揮されている。

そもそもボディカラーもオリジナルで、モチーフはルノー・アルピーヌのブルーとか。

気になるボディは、全長6.7m(!!)。運転には相応の腕も必要とされそうだが、もちろん自走可能。「ゆくゆくは車検も取りたいですね」とのこと!

【SPECIFICATIONS】
ベース/30アルファード前期
外装/後期顔面移植、荷台・GUN125ハイラックス延長加工、荷台床・フローリング、ヒンジドア加工(観音開き)、鉄板フェンダー、トーイングミラー、各種USマーカーランプ、リアガラスまわり・プロボックス
内装/エグゼクティブラウンジ純正移植、天井染色
ホイール&タイヤ/ワーク・エキップE10(20×F8.5J、R14.0J)、トーヨー・プロクセススポーツ(F245/35、R345/25)
サスペンション/エアフォース・エアサス

スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部/Photos by 中川シンジ Text by杉山雄二

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