平面とエッジ、段差を意識したクレンツェの2023イヤーモデル。その名はシュリット!【東京オートサロン2023】

バランス調整が難しい8分割デザインにあえて挑戦したホイール、クレンツェ・シュリット。そのアレンジに注目!|TAS2023

年始にその年を代表する1本を発表することを恒例とするウェッズのフラッグシップシリーズ『クレンツェ』。2023年最新作は、バランス調整の難しさから長く採用を見送っていた、8分割デザインに挑戦したシュリットが会場でお披露目された。

デザインクロームを標準カラーとして復活!

これまでクレンツェといえば、曲線や曲面の使い方にこだわったモデルを数多く手がけてきたが、最新作は8組のツインスポーク、その合間を縫うように施された2組のV字で魅せる、段差にこだわったモデルだ。

8組のスポークと5穴とのバランス調整にかなり苦心したとのことだが、違和感なく見せるために、ナットのホールとホールをつなぐ隙間にエグレを刻むといった、これまでのクレンツェにはないアレンジも採用されている。

 ブランドを代表するフラッグシップモデルだけに、サイズラインアップやカラーコーディネイトの幅も広しと、求めるスタイルにあわせた自分だけの仕様を追求することが可能。

前作では採用がなく、要望する声が多かったという輝度色としてデザインクロームを標準色として2年ぶりに復活させるなど、ブランドホイールらしい存在感を強く誇示する1本に仕上がっている。

【SPECIFICATIONS】
クレンツェ・シュリット
●サイズ:19×7.5J〜22×13.0J
●P.C.D./H:114.3&112&120/5
●標準カラー:SBCポリッシュ、デザインクロームほか
●価格:10万8900円〜27万2800円

スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部/Photos by 中川シンジ Text by杉山雄二

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