はじめてのエアサス選び(3)【ACC 後編】エアサスを世に広めた人気ブランド"ACC"のシステムは、選びやすいシンプルな構成だから初心者も安心です

ACCのエアサス、どっちが便利なの? ベーシックな”エアランナー”と全長調整式の”オンザグラウンド”

その名の通り、空気の出し入れで車高をスイッチひとつで変更できるのがエアサスだ。日本のカスタムシーンで一般的になってきてから約20年ちょっと。開発技術の進化で、昔は弱点と言われていた「機械的なトラブル」「ふわふわした乗り心地」「装着に加工が必要」などが大きく改善。各ユニットの精度が上がりトラブルが大幅に軽減、車高調同等の乗り味を実現している。そんなエアサスの最新事情をクローズアップ。はじめての人もこれを読めば、エアサスの魅力にどっぷりハマってしまうぞ!

はじめてのエアサス選び(3)安心、安全、快適なエアサスへ進化中

エアサスを日本で広めたパイオニアのひとつがACC。一般的な車高調に比べると、エア漏れなどのトラブルや車検、金額など、さまざまな面でどうしても不安があるエアサス。それを長年良い商品を作り続け、時代や車種にあった改良も加えながら、今のエアサスシーンを作り出してきた。どうしても敷居が高いエアサスだが、少しでも入りやすくということもあり、ラインアップをシンプルにしているのも特徴。もちろん多くのオプションも用意し、システムアップも可能だが、まずは入口となるベースキットでエアサスライフを十分に楽しめるシステムで構成している。さらなる安心、安全、快適なエアサスへ、ACCは常に進化を続けている。

ACCのベースとなるキットは 2種類

前後エアバッグとダンパー(ショックアブソーバー)、エアタンク、コンプレッサー、ゲージ、スイッチ、そして配線などが基本的パッケージ。通常ダンパーのエアランナーと、全長調整式ダンバーのオンザグラウンドの2つがまず選びの基準となる。一般的な使い方であればエアランナー、もっと下げたい、低いまま走りたいという人はオンザグラウンドとなるだろう。これに車種別の専用キットや電磁弁キットの3Pシステムをプラスするなどの選択肢がある。

エアランナー ベーシックキット 58万9600円(30アルファード用)

オンザグラウンド 全長調整式 73万400円(30アルファード用)

熟成の基本システム

車高メモリや遠隔操作に必要な電磁弁キット

トラブルを未然に防止

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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