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  • 2017/06/11
  • Motor Fan illustrated編集部 鈴木慎一

[MFi編集部コラム] 電チャは、「電動スーパーチャージャー」?「電動ターボ」?

メルセデス・ベンツとアウディが採用した「電チャ」

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ターボメーカーのハネウェルが今年のウィーン・シンポジウムに展示したE-TURBOは、加速を15-30%、燃費を10-15%向上させ、NOxを20%低減する効果がある。
アウディがプレミアムSUVのSQ7の4.0ℓV8TDI(ディーゼル)の搭載しているのが、ヴァレオ製のEPC。メルセデス・ベンツの新開発3.0ℓ直6に搭載されたのが、ボルグワーナー製のeZV。さて、呼び名はどうあるべきか?

SQ7が搭載する4.0ℓV8ディーゼル。電動コンプレッサー搭載の市販車第一号である。48Vアーキテクチャーでヴァレオ製電動コンプレッサー(アウディはEPC=Electric Powered Compressorと呼ぶ)と可変ジオメトリーターボチャージャー×2で過給する。ターボは、各気筒ふたつずつある排気ポートにそれぞれつながっている、という珍しい機構を備える。

いよいよ、電動コンプレッサーを採用するエンジンが市場に登場した。まず、ヴァレオ製電動コンプレッサーを搭載したアウディ、次いでボルグワーナー製を搭載したメルセデス・ベンツである。

アウディのハイパフォーマンスSUVであるSQ7が搭載する4.0ℓV8ディーゼル(V8TDI)が電動コンプレッサー採用の市販車第一号である。48Vアーキテクチャーでヴァレオ製電動コンプレッサー(アウディはEPC=Electric Powered Compressorと呼ぶ)と可変ジオメトリーターボチャージャー×2で過給する。ターボは、各気筒ふたつずつある排気ポートにそれぞれつながっている、という珍しい機構を備える。最大トルク900Nmというモンスター・ディーゼルだ。

メルセデス・ベンツの新世代直列6気筒エンジン(M256)は、ガソリン直4(M264)、ディーゼル直4(OM654)、ディーゼル直6(OM656)、そしてガソリンV8(M176)の5機種からなるモジュラーエンジンだ。M256は、48VアーキテクチャーとISG(インテグレーテッド・スタータージェネレーター)によるハイブリッド機構、ベルトレスによる全長短縮、そしてターボチャージャーとメルセデスがeZVと呼ぶ「電動補助コンプレッサー」を搭載している。

一方のメルセデス・ベンツの新世代直列6気筒エンジン(M256)は、48VアーキテクチャーとISG(インテグレーテッド・スタータージェネレーター)によるハイブリッド機構、ベルトレスによる全長短縮、そしてターボチャージャーとメルセデスがeZVと呼ぶ「電動補助コンプレッサー」を搭載している。

各社の開発状況は? 名前は?

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