目次
モデルチェンジの概要
今回のモデルチェンジでは、「ELSEEV hekia S Mode3」の各種機能をアップデートし、幅広い市場ニーズに応えていく。大きな変化点として、コネクタホルダの別体化により、設置の自由度やケーブルの取り回しやすさが向上。また、商業施設などの不特定多数の人が出入りする場所でのいたずらや盗電への対策として、標準タイプのコネクタホルダに鍵を搭載。機器連携タイプは、通信連携により通電のON/OFFを制御できるため、新製品ではすべての品番でセキュリティ対策が可能とされる。
さらに、幅広い充電ニーズに応えるため、製品ラインアップも拡充。EV・PHEV充電用屋外コンセント(3kW充電)より充電速度が速く、設備交換時に配線の付け替え工事が不要な※「4.8 kW」の出力(標準タイプのみ)や、車種によって異なる充電口の位置に対応するため、標準タイプにも現行品の5mに加え、7m、10mのケーブル長(6kW出力のみ)が追加された。機器連携タイプは、課金・充電制御等の各種パナソニック提供サービスに対応。加えて、今後発売予定の本製品専用の通信ユニットを使用することで、充電器/運用サービスにおける国際標準の通信プロトコル「OCPP」にも対応し、他社の各種サービスとも連携可能とされる。
品名 | ELSEEV hekia S Mode3 |
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希望小売価格(税込) | 200,200円~305,800円 |
発売予定日 | 2025年7月22日 |
品番数 | 9品番(標準タイプ5品番、機器連携タイプ4品番) |
※既設配線がφ2.0の場合は、5.5 mm2への切り替えが必要。
特長
1. コネクタホルダの別体化により、設置の自由度やケーブルの取り回しやすさが向上
車体の充電口の近くや構造物と干渉しない位置にコネクタホルダを設置したいなどの要望に応えるため、新製品では、コネクタホルダを別体化。これにより、設置の自由度やケーブルの取り回しやすさが向上されている。

2. 充電出力やケーブル長を拡充した計9品番のラインアップ
幅広い充電ニーズに応えるため、充電出力やケーブル長のラインアップが拡充された。充電出力では、EV・PHEV充電用屋外コンセント(3kW充電)より充電速度が速く、設備交換時に配線の交換工事が不要な「4.8kW」の出力を追加(標準タイプのみ)。また、ケーブル長では、車種によって異なる充電口の位置に対応するため、標準タイプにも現行品の5mに加え、7 m、10 mが追加された(6kW出力のみ)。
3. 機器連携タイプは、課金・充電制御等の各種サービスに対応
機器連携タイプは、各種パナソニック提供サービスと組み合わせることで、様々なニーズに対応可能。



4. 標準タイプはコネクタホルダに鍵を搭載。コネクタホルダ(単品)も同時発売し、新モデル以外の充電設備でもセキュリティ対策が可能に
商業施設などの不特定多数の人が出入りする場所でのいたずらや盗電への対策として、標準タイプはコネクタホルダに鍵を搭載。機器連携タイプは、通信連携により通電のON/OFFを制御できるため、新製品ではすべての品番でセキュリティ対策が可能。さらに、鍵付きコネクタホルダも同時発売される(2025年7月22日発売)。新モデル以外の鍵を装備していない充電設備でもセキュリティ対策が可能となる。