マツダ、「人とくるまのテクノロジー展2025」に出展。カーボンニュートラル・デジタル技術などの取り組みを紹介

マツダは、5月21日~23日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に出展する。フラッグシップモデル「MAZDA CX-80(マツダ シーエックス エイティ)」を展示し、ドライビングダイナミクス、安全などの搭載技術を紹介するほか、「カーボンニュートラル(CN)」や「デジタル技術(DX)」などに関する展示を行なう。

展示概要

車両展示

「MAZDA CX-80」

市場への提供価値にもとづき、CX-80の搭載技術が実車や説明パネル、映像で紹介される。

移動は感動に ドライバーが思いのまま楽しめるドライビングフィール 心昂るエンジンサウンド
快適は活力に リラックスできるドライビングポジション 必要な情報を容易に確認できる視認性 運転に集中できるコックピット設計 (ヒューマン・マシン・インターフェース)
安心は自信に ドライバーの認知・判断・操作をサポートし、事故リスクを最小化(先進安全技術) ドライバーの異常を検知し事故の回避・被害低減を支援(見守る技術) 衝突時にドライバー、自車乗員、歩行者や対向車の被害を軽減(衝突安全技術)

テーマ展示

カーボンニュートラル(CN)

マツダは、2050年のサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルへの挑戦を宣言している。クルマのライフサイクル全体での視点(LCA)と燃料に関わる「Well-to-Wheel」視点両面でのCO2削減への取り組みや、CNを目指すマルチソリューション戦略について紹介される。

※燃料に関わる採掘から使用までのサイクル

デジタル技術(DX)

MBD(モデルベース開発)・MBR(モデルベースリサーチ)+AIを活用し、人の能⼒を最⼤限に引き出す研究開発や、開発効率化と新価値創造への取り組みについて紹介される。

その他技術

防錆評価技術「ポータブル・高速サビ評価システム」計測器が展示、紹介される。

なお、自動車技術会では「2025年春季大会」をパシフィコ横浜において5月21日(水)から23日(金)まで開催している。同大会においてもマツダは、論文発表などを行う予定。また、併設される自動車技術会の企画展示では「モーションキャプチャーを活用したデジタル動作解析による技能伝承システム」が展示、紹介される。

https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja
https://www.jsae.or.jp/taikai/2025haru
自動車技術会 技術発表

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