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リバティーウォークらしいネオ・ワークススタイル!
旧車のやんちゃイメージを投影する拘りの造形
今やカスタムのジャンルとしても確立されているワークスボディ。昭和世代のカスタムをモチーフとしたフェンダーの造形は、国内外の多くのファンから高い評価を受け、チューニングカーからスーパーカーに至るまで様々なボディキットも生み出されている。
そんなワークスボディをいち早く手掛け、シャコタンのキーワードと共に世界に発信していったメーカーこそ“リバティーウォーク”だ。lbネーション(国産車を中心にリバティーウォークの世界観を広めるためのエントリーブランド)から2018年にデビューしたこのZN6型86は、そんなリバティーウォークのコンセプトを色濃く示した1台である。
そもそも、リバティーウォークの考えるクルマ作りはあくまでもストリートが原点。そのため、手に余るパフォーマンスに拘るのではなく「カッコ良いことが最優先」と割り切っている。カッコ良いクルマなら満足感が高まるし、乗っていても楽しくなる。結果として、日々の生活に対するモチベーションが高まるという考えだ。
そのため、アイコン的なワークスフェンダーを備えているが、趣味趣向を考慮してフェンダーを選択しない選択肢も用意。その場合でも洗練されたスポーティフォルムが作れるように、エアロデザインが行われていることもポイントのひとつ。ZN6ならではのスポーティさを強調しつつ、所有欲を満たしてくれるカスタムムードが高められるというわけだ。
エッジを際立たせた造形を持つフロントバンパー(12万1000円)は、現行車らしいスポーティなスタイリングを表現。一体式のアンダーパネルもコネクティングロッドを追加し、スポーツカーらしいムードをさらに高めている。
フロントのアンダーパネルに合わせたサイドディフューザー(9万9000円)は、オプションとして設定されるアイテムだ。前後との統一感はもちろん、ワークスフェンダーとの組み合わせも出幅などがしっかりと計算されている。
ルーフ後端に取り付けられるルーフスポイラー(5万5000円)はコンパクトなデザインながらも、視覚的なアクセントとして効果的なアイテム。ルーフに流れる空気を整流するといった機能性に着目するのではなく、あくまでもカッコ良いことが重要。
純正のディフューザーより大幅に奥行き感を持たせることでよりスポーティな印象を与えるリヤディフューザー(8万2500円)。フロントのアンダーパネル、サイドディフューザーからのラインに合わせ、バンパーサイドまでボトムラインを成型しているのも特徴。
もちろん、世界が認めるのはエアロのデザインセンスだけではない。クルマ全体を見渡した上で組み合わされるタイヤやホイール、車高のバランスなどトータルでの仕上げがあるからこそとも言える。ストリートで映えるスタイリングは、エアロはもちろんトータルバランスが重要というのは、リバティーウォークの拘りなのである。
●取材協力:リバティーウォーク TEL:0561-51-5252
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