「エルグランドの最高速仕様って何なの・・・」480馬力に6速シーケンシャルドグはやりすぎ!

VQ35改GT3037Sタービン仕様で480馬力を常用発揮!

漢の6速シーケンシャルドグミッション仕様

「ミニバンだって走りを楽しめる」。それを証明するために、オーナーと名門“ガレージザウルス”が二人三脚で仕上げたエルグランド(E51型)の登場だ。

心臓部のVQ35DEはシリンダーを0.2mmホーニングした上で、HKS鍛造95.7φローコンプピストンと東名パワードのH断面コンロッドを組み、さらに純正では10.0の圧縮比を東名0.7mm厚メタルガスケットで9.4に調整。

そこに、VQ25DET用EXマニを介してGT3037S-56Tタービンをセット。最大ブースト1.4キロ時に480psを叩き出す。

燃料系はリターンパイプの増設や、サード大容量フューエルポンプへの換装が行われる。インジェクターはR35GT-R用の840ccだ。その他、吸気系はF-CON Vプロの導入をきっかけに電制スロットルをナプレックの機械式80φに交換。サージタンクはZ33用を流用している。

トラストの前置きインタークーラーは、ザウルスオリジナルの70φパイピングと合わせて装着。

排気系はフルワンオフ仕様で、フロントパイプは70→80φ、以降は80φのストレート構造となる。ストリート走行を考慮し、消音のための大型サイレンサーを装備する他、スポーツキャタライザーもセットされている。

室内は各部をルイ・ヴィトンのモノグラム革で張り替えてドレスアップしつつ、ブースト計やコントローラーなども配備する。

パワーアップするたびに壊れるオートマに見切りを付け、ミッションには何とGT-R用のOS-88シーケンシャルを加工流用。ペダルもGT-R用を使っている。クラッチは特注のOS技研R3Cで、プロペラシャフトはナプレック製のワンオフ品となる。

車高調はオーリンズDFV(F6kg/mm R4.2kg/mm)で、ブレーキはフロントにV35用4ポットキャリパーを移植。タイヤはアドバンスポーツ(FR225/35-18)となっている。ファイナルはフーガ用の4.1を組む。

このチューンドミニバンの戦闘力は凄まじく、OPTION誌の最高速テストでは245.5km/hをアッサリとマーク。しかも中間の加速Gは0.32Gと非常に高く、200km/hまでの加速勝負ならGT-Rすら撃沈できるレベルだ。何より、シーケンシャルミッション特有のギヤノイズと、ゲートサウンドを轟かせながら鬼にように加速していくその姿は異様すぎる。

ファミリカーではあるが、VQ35エンジン+FRレイアウトというパッケージングでチューニングも楽しめてしまうE51型エルグランド。いやはや、強烈すぎるハイスペックチューンドだ。(OPTION誌2011年9月号より抜粋)

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